ヒュミラをお使いの皆さんは、おそらく全員同じヒュミラを使っていることと思います。
シリンジといいますが、ゴムのキャップを外して、少し空気を抜いてから針を射して、自分でピストン部分を押しながら薬を入れていくやつですね。
僕は日本で生活している間、そのタイプのヒュミラしか知らなかったのですが、ヒュミラにはもうひとつ違うタイプ「ペンタイプ」のヒュミラがあるのです。留学先でそのペンタイプのヒュミラを処方されて、初めて知りました。
薬局でヒュミラの箱を渡されたときに「使ったことある?」と聞かれ、「あります」と答えた僕は、当然その箱にはシリンジタイプが入っていると思ったので(ペンタイプがあるなんて知らなかったから)、箱を開けてこの棒が出てきたときに「えー」と思いました。「聞いてないよー」と。
ペン型ヒュミラの打ち方を載せてくれている日本語のウェブサイトを探しましたが見つからず、仕方なく説明書を読みつつ(外国語だから読むのに緊張した)、自分の理解が正しいかどうか確かめるために、ペン型ヒュミラの打ち方を紹介している英語のサイトを見つけました。
ななな、なんとか!!!ギリギリ!!!わ、か、る。英語勉強しててよかったー。
「よかったー」って寮の部屋で叫びました。
そのサイトはこちら。https://www.humira.com/humira-complete/injection
少し下にスクロールすれば、ヒュミラの打ち方が見られます。
今から打ち方の概要を日本語で書きますし、要領さえわかれば全然難しくありませんが、初めてペン型ヒュミラを打つ方は映像もあわせて見ると、わかりやすいかもしれませんね。何言ってるかわからなくても、じゅうぶんやってることはわかるはずです。
ちなみに映像はペン型・シリンジ型両方見ることができ、さらに大人ひとりで打つ場合と、大人が子どもに打ってあげる場合も選択できます。映像は初心者用につくられているので、手洗いのところから始まります。そこを飛ばせないのはご愛嬌。全部見ましょう。
ではペン型ヒュミラの説明をします。
先ほどと同じ画像ですが、これが初期状態です。
厳密にいうと、真ん中に小さな窓があって、そこが黄色くなっているのですが(わかりにくいかも)、本当は透明です。黄色は使用済みのしるしです。また後ほど詳しく述べます。
左側のキャップに数字の 1が彫られているのがおわかりでしょうか。これは外すキャップの順番です。この画像ではわかりにくいですが、反対側の赤いキャップには 2 という数字が彫られています。
では、キャップを外しましょう。
もう構えてしまっていますが(笑)
こうなっていて、キャップ1側は針、キャップ2側は押ボタンです。赤いキャップを先に外してはいけないのは、誤ってボタンを押してしまって、薬が勝手に注入されないようにするためですね。
また、シリンジと違って針はペン容器の中に隠れています。
さあ、いよいよクライマックス。打ちましょう。ここがいちばん盛り上がりますからね。テンション上げていきましょう。まずは普段どおりアルコール面で消毒をしてください。打つ場所はシリンジタイプと同じです。太ももか腕か、おなかですね。
そうしたら、打つ場所にキャップ1部分、白い部分を押し付けてください。
このとき注意してほしいのは、打つ部分に90度(直角)に押し付けるということ。
シリンジタイプだと45度とか言われてますからね。ここはペンタイプとシリンジタイプで明確に違って、かつ、守らなければいけない注意点です。
また、打つときにはヒュミラをやや強めに肌に押し付けておいたほうがいいかなという気がします。というのも、はじめの何回か要領がよくわからずに何となく肌に当てて注射していたら、ポタポタと液漏れしてしまったんです。もったいないですからね、グッと押し付けて、もれなく注射しましょう。
うまくセッティングできたら、赤い押ボタンを押してください。
「ズバッ」みたいな、「発射!」とアテレコできそうな音がして、注射されていきます。このときの衝撃はけっこう強いです。痛さというよりは衝撃に「うっ」となります。
バネ仕掛けなんですかね。針が体内に放たれた感があります。シリンジタイプだと自分の好きなタイミング・スピードで注射しますが、ペンタイプはそういう調整はできません。
ズバッと入って、チューっと薬を注入して、それで終わりです。終わりかどうかは、先ほど言いました小窓をチェックしてください。透明の窓が薬の注入にしたがって黄色になっていきます。完全に黄色くなったら終わりです。始まりから終わりまで10~20秒ぐらいだと思います。
もう外して大丈夫です。このときには針は再びペン容器の中に戻っています。ですから、シリンジタイプと違って、ペンタイプでは、針が刺さるところも抜かれるところも見えません。赤い押ボタンを押せば勝手に針が入って、薬を注入して、針を抜いていきます。
自分で注射のスピードを調整できないところに抵抗のある方もおられるでしょうが、慣れたら案外平気です(もちろん保障はありませんが、そう思いたいですし、たぶん大丈夫です、ほんとに)。
ですから、考え方によってはシリンジよりもペンのほうが簡単でいいかもしれません。空気抜きもしなくていいし。
あと、ペンタイプだとスリムだから一箱にふたつ入ってるんですよね。シリンジは一箱にひとつで、ちょっとかさばりますからね。
片付けのときにも、もとのキャップを付け直せばオーケーなのも魅力かも。針捨て箱がなくてもいいので。
捨てるときには各自治体のルールに従いましょうね。ちなみに僕は薬局に引き取ってもらえました。
おわかりいただけましたでしょうか?質問などございましたらお気軽にどうぞ!
あの英語のサイト、何書いてるのか・言ってるのかわかんない~という方にもサポートして差し上げますので、ご遠慮なく。
次は、寮で隣の隣に住んでいる人も偶然ヒュミラを使っていたという話でも書こうかなと思っています。
