【大人のクリスマス映画】
信じる気持ちがあれば、嘘も真実となる…。
スモーク（’９５）
監督：ウェイン・ワン
ブルックリンのとある煙草屋に集まる人々の日常を描いた群像劇。
エピソードのひとつ、タバコ屋の店主オーギー（ハーヴェイ・カイテル）が
小説家のポール（ウィリアム・ハート）に聞かせるクリスマス・ストーリー。
オーギーがまだタバコ屋に雇われていた頃
店の雑誌を盗む少年を発見
オーギーは捕まえようとしますが
あえなく逃げられてしまいます。
しかし、少年が逃げる際、財布を落とし
それを拾い上げ中身を見たオーギーは
「一生 恵まれないブルックリンのガキだ」
と怒りも消え失せ、警察に届けるでもなく
財布は、そのまま手元に置いておきました。
その年のクリスマス。
独りぼっちのオーギーは、たまには良いことをしてみよう。
と、少年の元に財布を返しに行くのですが…。
ポール・オースターの「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を
原作にした、心温まるクリスマス・ストーリーです。