ゴダールのマリア
マリアの本(’84) 監督:アンヌ=マリー・ミエヴィル
こんにちは、マリア(’84) 監督:ジャン=リュック・ゴダール
の、二部構成。
おそらく、長編映画として売り出すために、抱き合わせられたであろう
アンヌ=マリー・ミエヴィルの短編が素晴らしい
マーラー交響曲9番にのせて、即興?で踊る少女の姿に
怒り、哀しみといった感情が溢れ出ていた・・・・。
いざ、ゴダールの本編ですが・・・・。
聖母マリア“処女懐胎”の現代版で、相変わらず、よくわかんない(笑)
ただ、ミリアム・ルーセルがマリア様のごとく、超絶美しかった
あと、あまりに童顔で最初、気づかなかったけど
これがデビュー作のジュリエット・ビノシュが出ていました。
ゴダール観たことだし、せっかくだから、ヌーヴェルヴァーグ
カイエ派の三銃士でそろえてみましょうか・・・・。
柔らかい肌(’64)
監督:フランソワ・トリュフォー
フランソワーズ・ドルレアックの出演作品、全部観たわけじゃないけど
(未DVD化もあるし)
彼女の最も美しい作品なのではないかと思います。
ジャン・ドサイ、メインで進む不倫劇だけど
ドルレアックを美しく見せるための作品だと言ってもいいくらい。
もちろん、作品自体も好き
誰かさんみたいに、奇をてらったことしないで(笑)
トリュフォーの語り口の上手さを感じさせる作品です。
エレベーター内で急接近するシーンとかものすごい好き
女鹿(’68)
監督:クロード・シャブロル
シャブロルの中で1番好きな作品
私の大好物、“毒があって艶がある”映画です。
ジャクリーヌ・ササールがジャン=ルイ・トランティニャンに
恋心を抱いたのもつかの間、自身を囲ってるブルジョア女
ステファーヌ・オードランに取られてしまう・・・・という
「いいの、全然気にしてないの・・・・」
健気に応えるササールの表情の裏には・・・・。
シャブロルの意地の悪さもしっかりと見せています(笑)
クロスフィルターを使って?光に反射した装飾品、シャンパングラス
今まさに脱がされようとするジャクリーヌ・ササールの
ジーンズの金ボタンが十字に光り輝く・・・・。
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