あの胸にもういちど | Untitled

 

あの胸にもういちど(’68)イギリスフランス国旗 

 

原作:アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの小説「オートバイ」

 

監督:ジャック・カーディフ

 

 

“カルト・ムービー” という響きにどうも私は弱くって

 

“限定品”という響きに弱い、あなたと同じ感覚です(一緒にするな~)

 

ロリータ・アイドル、マリアンヌ・フェイスフルが真っ裸に黒革の

 

ライダースーツに身を包みハーレー・ダビットソンにまたがり

 

サイケデリックな映像で、知る人ぞ知る作品となった“カルト・ムービー”

 

 

結婚してまだ3カ月のレベッカ(マリアンヌ・フェイスフル)は

 

優しすぎる夫に不満を感じ、かつて関係を持った大学教授

 

ダニエル(アラン・ドロン)のいるハイデルベルクに向かって

 

ハーレー・ダビットソンを疾走させる。

 

一糸まとわぬ裸体を黒革にライダースーツに包んで・・・・・。

  
 

 

全裸に黒革のライダー・スーツをまとったマリアンヌ・フェイスフルは

 

峰不二子のモデルになったと言われています。

 

あれ、他に「ルパン三世」の元ネタになった映画なかったっけ?

 

あ、そうそう、J=P・ベルモンドフランソワーズ・ドルレアック

 

『リオの男』 です。 ルパンを振り回す女という点ではドルレアックの方が

 

不二子ちゃ~んに近いかもしれませんね。

 

 

アラン・ドロン扮する大学教授の虜になったレベッカが、夜中、眠る夫を

 

尻目にベッドから抜け出して、英国からドイツまでバイクで

 

疾走するまでを描いているのですが、その道中、これまでの経緯を

 

回想し、そのうち妄想も激しくなってきて、もう抱かれたくってしょうがなく

 

なってきちゃって、気がついたらヘルメット被ってないし・・・・・

 

名前フェイスフルなクセに(それって、フルフェイスのことでは・・・・)

 

ママチャリに乗ってイオンに行くみたいに、へらへらしちゃって

 

事故っちゃうよ、危ないって~ ほら、やっぱり~(笑)

 

当時は、ミック・ジャガーとも浮名を流したマリアンヌ・フェイスフル

 

実は彼女を初めて知ったのは、お婆ちゃんになってからの

 

『やわらかい手』('07) という作品で、何てことないおば様だったのですが 

 

で、若かりし頃の画を見てみたら・・・・・うわっ、めっちゃ可愛いっ!! 

 

逆のパターンで時の経過は怖いものだと感じることが多いんですけどね。

 

アラン・ドロンは、ちょっとサイケな映画撮るから“Special・Thanks”的に

 

出てくれない?って言われて、彼女を引き立てていたように見えました。

 

 

 

むせかえるような恋の陶酔に ひとつになって燃える男と女―――。
素肌を黒革に包んで 私は走る 愛する男の元へ。
'60sアイドル、マリアンヌ・フェイスフルがアラン・ドロンと共演した、エロティックかつサイケデリックなカルト・ムービー!