あの胸にもういちど(’68)![イギリス](https://emoji.ameba.jp/img/user/ii/iinanihon/23087.gif)
原作:アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの小説「オートバイ」
監督:ジャック・カーディフ
“カルト・ムービー” という響きにどうも私は弱くって
“限定品”という響きに弱い、あなたと同じ感覚です(一緒にするな~)
ロリータ・アイドル、マリアンヌ・フェイスフルが真っ裸に黒革の
ライダースーツに身を包みハーレー・ダビットソンにまたがり
サイケデリックな映像で、知る人ぞ知る作品となった“カルト・ムービー”
結婚してまだ3カ月のレベッカ(マリアンヌ・フェイスフル)は
優しすぎる夫に不満を感じ、かつて関係を持った大学教授
ダニエル(アラン・ドロン)のいるハイデルベルクに向かって
ハーレー・ダビットソンを疾走させる。
一糸まとわぬ裸体を黒革にライダースーツに包んで・・・・・。
全裸に黒革のライダー・スーツをまとったマリアンヌ・フェイスフルは
峰不二子のモデルになったと言われています。
あれ、他に「ルパン三世」の元ネタになった映画なかったっけ?
あ、そうそう、J=P・ベルモンドとフランソワーズ・ドルレアックの
『リオの男』 です。 ルパンを振り回す女という点ではドルレアックの方が
不二子ちゃ~んに近いかもしれませんね。
アラン・ドロン扮する大学教授の虜になったレベッカが、夜中、眠る夫を
尻目にベッドから抜け出して、英国からドイツまでバイクで
疾走するまでを描いているのですが、その道中、これまでの経緯を
回想し、そのうち妄想も激しくなってきて、もう抱かれたくってしょうがなく
なってきちゃって、気がついたらヘルメット被ってないし・・・・・
名前フェイスフルなクセに(それって、フルフェイスのことでは・・・・)
ママチャリに乗ってイオンに行くみたいに、へらへらしちゃって
事故っちゃうよ、危ないって~ ほら、やっぱり~(笑)
当時は、ミック・ジャガーとも浮名を流したマリアンヌ・フェイスフル
実は彼女を初めて知ったのは、お婆ちゃんになってからの
『やわらかい手』('07) という作品で、何てことないおば様だったのですが
で、若かりし頃の画を見てみたら・・・・・うわっ、めっちゃ可愛いっ
逆のパターンで時の経過は怖いものだと感じることが多いんですけどね。
アラン・ドロンは、ちょっとサイケな映画撮るから“Special・Thanks”的に
出てくれない?って言われて、彼女を引き立てていたように見えました。
むせかえるような恋の陶酔に ひとつになって燃える男と女―――。
素肌を黒革に包んで 私は走る 愛する男の元へ。
'60sアイドル、マリアンヌ・フェイスフルがアラン・ドロンと共演した、エロティックかつサイケデリックなカルト・ムービー!
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