リオの男(’64)
監督:フィリップ・ド・ブロカ
25歳という若さで亡くなったフランソワーズ・ドルレアック
彼女の数少ない出演作が観れるとあって、もう嬉しくって嬉しくって~
アンナ・カリーナか、ドルレアックかっていうぐらい好きな女優さん。
内容はハリウッド映画でこんなのあったな・・・・程度なんですけどね(笑)
いいんです。 彼女の姿が見れれば。。。。。
航空兵のアドリアン(ジャン=ポール・ベルモンド)は
八日間の休暇に胸を膨らませてフィアンセのアニェス
(フランソワーズ・ドルレアック)が待つパリへやってきた。
そのころ、パリの博物館ではアマゾンの石像が盗みだされていた。
石像を寄贈したカタラン教授(ジャン・セルヴェ)が何者かに連れ去られ
さらにアニェスまでが誘拐されてしまった。
アドリアンは、連れ去られるアニェスの姿を見つけ
必死に後を追いかけ、リオに飛ぶのだった。
トリュフォーの 『柔らかい肌』 と同じ年(1964年)に作られたということは
フランソワーズ・ドルレアックは、まだ22歳。 ま~大人びていること。
妹とはまた違った美しさですよね。 まさに、クール・ビューティー。
冷たそうなイメージがあるけれど、素の彼女は気さくで明るくて
いつもみんなに気を使って、その場を楽しませようとするような人だったとか。
『ロシュフォールの恋人たち』 の撮影現場を見学に行った山田宏一さんが
「“妹” とは違って・・・・」 という前置きを強調して語っておりました(笑)
この映画、なんとなんと 「ルパン三世」 の元ネタだった。
映画の中のジャン=ポール・ベルモンドをモデルにしてルパンが誕生したらしい。
っていうことは・・・・・・峰不二子のモデルはフランソワーズ・ドルレアック?
こんなところで、我が国の人気アニメと繋がっているなんて・・・・・
映画はたくさん観てみるもんですね~(笑)
小さいころ、「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチ(本名・加藤一彦)が
外国人だと信じこんでいたのは、私だけではないと思うのですが・・・・(笑)
公開当時、歴代フランス映画の興行記録を更新する空前のヒットを記録し
世界中で大好評を博したアクション・コメディ。
リオの男 [DVD]/ジャン=ポール・ベルモンド,フランソワーズ・ドルレアック,ジャン・セルヴェ
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