蔵の戸が重いということで修理したが、なにぶん古いものなのでなにもが怖い。 快適さを求め過ぎて当時の面影を崩すようなことはしたくないから。
戸をはずして確認したところ、戸車のシャフトが摩耗して楕円形になっていることが分かり、大工さんに差込角度を90度入れ替えてもらった。 シャフトは木製、戸車自体は石のようなもので作られていた。
次にレールの交換。 鉄の板を釘で固定してあるだけだったが、敷居が変形していてまっすぐな平板と位置が合わなかったり、長い釘が使えないなど、思いのほか困難を極めた。 今回は3mm厚にしたので波打つことはなさそう。
新しくひいた鉄板にはサビ止めを塗り、シャフトなどにもシリコンを塗って回転摩擦を減らした。
たまたま来ていた実家の父に手伝ってもらって元通りに戸をはめて出来上がり。
この状態だった前回の修理は、こちらのうちの母が生まれてすぐの頃らしいので、80年くらい前の昭和初期。 次回のことはもう考えていない。 でも、こういうことが80種類あれば、毎年何か手を入れる計算。
今朝の最低気温は9℃。 で、明日の予想最高気温が9℃。 本格的な冬が来ちゃった。
蔵から出てきた書籍のうち、先祖が教員時代の学校資料については、その小学校に借与すべくひと箱にまとめた。 さっそくその小学校に出向き、アポ無しではあったがご担当の教頭先生や校長先生と面会ができたので預けてきた。
実際には、まだどういう内容なのかよく見ていなかったが、大正~戦前時代の教科書や教員資料などが多かった。 中でも昭和初期の卒業アルバムが数年分良好な状態で見つかり、御存命であれば本人に見ていただきたいところ。 学校にも昭和30年代以後しか残っていない。
一方、先生が目を付けたのがテストのプリント。 問題を「おやりなさい。」には笑えた。
年明けには校内や地域についての展示会があるとのことなので、そのネタに使えるかもしれないようだ。
ん~、しかし、最近の小学生って、背が高いなあ。 遠目に見ても165cmくらいの子は普通に何人もいた。
当時の学校教員出勤簿には先祖の名前があり、確かにここに勤務していたことが分かった。
いよいよ今日が蔵の防虫工事。 朝7時ころから荷物の搬出をしたが、だんだん面倒になって本類だけに絞った。 工事の間に収納の順番を考えて内容を確認した。 母の兄弟たちの教科書と祖父や曾祖父の本に大きく分け、実家の母にも一報を入れておいた。
夏休みの友って、こんな昔からあったのか! 日記になっていて、必然的に毎日書きこむ形式。 日付は最初から記載があるので毎日のノルマが決まっている。 昭和5年7月発行。
それにしてもこれ、名前も書いていないうえに書き込み一切なし。 折り目もつけられていない新品。 母の兄弟のだれかが「ズル」をしたのではなく、当時尋常小学校の先生をしていたお父さんの資料だったと思われる。
勤め先の尋常小学校は、名前を変えて今でも現存しているので、これらの資料を展示公開する機会が欲しいところ。
やりたいことはいろいろあっても、なかなか進まない。 特に自分のための件は、「後でやろう」と思う毎日。 人に頼まれて納期が決まっているものとは気合いが違う。
趣味の工作も、ちょっとづつ。 天気がいい時に塗装を済ませておかないと。 昨日の朝までの大雨が最後に、浜松らしい冬晴れの日がこれから2カ月以上続く。 晴れてはいても乾燥して風が強いから寒く感じるので、結局趣味は進まないけど。




























