「ベルサイユのばら」や「1789」といった漫画・舞台化作品の影響で、下手すれば本国よりも日本での人気が高そうなフランス革命。
そのフランス革命をはじめ、パリの歴史をたっぷりと満喫できる博物館が、マレ地区のカルナヴァレ博物館。
こちら、まさかの入場無料です!
予約も不要ですから、ふらっと立ち寄り、荷物検査のみ受ければ大丈夫!
個人的には、これだけの所属品を誇り、歴史オタクにはたまらない博物館が無料なのが不思議です。
有名なテニスコートの誓い。
こちらは、あのヴァレンヌ逃亡事件の帰路、国王一家に同行した議員バルナーヴ。
その旅路で、国王夫妻の優しい人柄に触れて、革命に疑問をもち、マリー・アントワネットとの交流も続けていたようですが、それらが原因で、自らも断頭台の露と消えました。
世界の歴史が動いたバスティーユ陥落。
バスティーユ牢獄の鍵といったオタク・アイテムも保管されています。
ルイ16世の最期。
右上は、チュイルリー宮殿が襲撃された際、ルイ16世からスイス傭兵に対して出された、「フランス国王として最後の命令」だそうです。
獄中のマリー・アントワネット。
マリー・アントワネットの遺品たち。
王妃や子供たち、友人ランバール夫人の遺髪が収められたロケットも。
こちらは、タンプル塔で、国王一家が本当に使っていた家具。
コンシェルジュリーから、革命広場へと向かうマリー・アントワネット。
「さようならベルサイユ、さようならパリ、さようならフランス!」
こちらは、革命家シリーズ。
マクシミリアン・ロペスピエールの肖像。
フランス革命ファンの間では人気が高いらしい、サンジェスト。
こちらは、サンジェスト所有とされるピストル。
こちらは、デムーラン夫妻。
こうしたフランス革命以外にも、非常に充実した展示があります。
必見は、こちらの宝石店ジョゼフ・フーケの店内。
あのミュシャが手がけた装飾を、間近で見ることができます。