4月10日にフランスで中継される、パリ・オペラ座バレエ「眠れる森の美女」。
ライブビューイング冒頭の作品紹介映像が、一般公開されています。
オーロラ姫のブルーエン・バティストーニ、デジレ王子のギヨーム・ディオップ、芸術監督ジョゼ・マルティネスのコメントに加え、舞台映像が盛りだくさんです。
この抜粋だけでも、フランス宮廷絵巻の空気感が伝わりますでしょうか。
主役2人はもちろんですが、ソリストや群舞、貴族や村人といった立ち役まで素晴らしいのです。
「踊りが上手い」とかではなく、役柄そのものなのですよね。
例えば、リラの精は、マイムだけの立ち役ですが、映像でも分かる通り、まさしく「リラの精」。
ちょっと手を動かしただけで、ライラックが香るようで素晴らしくて!
舞台を見た時、1つの絵画として成立していて、違和感を覚える部分が1つもない。
(逆に、1人でも浮くと、めちゃくちゃ悪目立ちします…)
これがパリ・オペラ座バレエを現地で見て痛感したことですが、その究極の美が少しでも伝われば嬉しいです!
遅れてでもいいから、日本でも映画館公開、あるいはNHKで放映権を買い上げていただいて、プレミアムシアターで放送してほしい…。