昨夜、X経由で、嬉しい情報を共有いただきました。
世界で最も権威のあるバレエ賞の一つ、ブノワ舞踊賞の2024年のノミネートが発表され、東京バレエ「かぐや姫」での功績として、振付家賞に金森穣さん、最優秀女性ダンサー賞に秋山瑛さんがノミネート!
バレエ界のアカデミー賞ともいえるブノワ舞踊賞、過去にも木田真理子さん(2014年)、オニール八菜さん(2016年)が受賞、昨年の永久メイさんのノミネートも記憶に新しいですが、「日本のバレエ団所属の日本人ダンサー」、そして「日本人が創作したオリジナル作品」がノミネートされたことは、大変素晴らしい快挙だと思います。
ちなみに、今年の審査員の一人に齊藤友佳理さんがいらっしゃるのですが、日本人が審査員を務めるのも、2008年の牧阿佐美さん以来だそう。
この時は、新国立劇場バレエ団の八幡顕光さんが、振付賞ノミネートの「カルミナ・ブラーナ」(ビントレー作)を披露し、男性ダンサー候補のデニス・マトヴィエンコのパートナーとして、酒井はなさんが「椿姫」を披露しています。
翌年には、牧阿佐美振付の「椿姫」全幕がボリショイ劇場で披露されるという、こちらも素晴らしい快挙でした。
・Maxim Sevagin(モスクワ音楽劇場バレエ「Class Concert」)
・Martin Chaix (フランス国立ラン歌劇場 「ジゼル」)
最優秀女性ダンサー賞
・プリスカ・ザイゼル(ミハイロフスキーバレエ「ジゼル」)
・ニコレッタ・マンニ(ミラノ・スカラ座バレエ「海賊」)
・タチアナ・メルニク(ハンガリー国立バレエ「スパルタクス」)
・オレシア・ノヴィコワ(マリインスキーバレエ「ファラオの娘」)
・秋山瑛(東京バレエ「かぐや姫」)
・クセニア・リジュコワ(モスクワ音楽劇場バレエ「雪の女王」)
・Sun Huixin(中国遼寧省バレエ「ノートルダム・ド・パリ」)
最優秀男性ダンサー賞
・Gergő Ármin Balázsi(ハンガリー国立バレエ「ピグマリオン・エフェクト」)
・アルテミー・ベリャコフ(ボリショイ・バレエ「イワン雷帝」)
・ウラディスラフ・ラントラートフ(ボリショイ・バレエ「スペードの女王」)
・ニコラ・デル・フレオ(ミラノ・スカラ座バレエ「パピヨン」)
・ニキータ・チェトヴェリコフ(ミハイロフスキーバレエ「スパルタクス」)
・Zhang Haidong(中国遼寧省バレエ「ノートルダム・ド・パリ」)