今回は、(部外者ながら)めちゃくちゃ嬉しいバレエ関係の話題を。
実は、私の高校時代の同級生が、ポーランドでプロのバレリーナとして活躍しています。
ポーランド北部のグダニスク(歴史に詳しい方だと、ポーランドの民主化を果たしたワレサの「連帯」で有名)にあるバルティック・オペラ・バレエのソリストである髙田麻結さん。
その彼女が、先週末のヨハン・コボー版「コッペリア」世界初演で、スワニルダを踊りました!!!
最初に、「ヨハン・コボーが『コッペリア』を振付しに来る」と聞いた時、半信半疑だった私😅
先シーズンくらいから、コボーに新作プレミアの声かけてるらしい、とは聞いていたのですが、2人してなかなか信じられず😂
コボー本人のHPに掲載されるまで、結局疑っていた人です、申し訳ございません。
↓スワニルダを踊る、素敵な写真が沢山アップされているので、ぜひご覧ください!
リハーサルが始まってからは、毎日、彼女から伝えられるリハーサルの様子を楽しみに聞いていた私。
そして、バレエ団やコボーのインスタに、コボーと一緒に写っている写真がアップされるたび、大喜びしていたバレエオタクです😂
自分の同級生が、英国ロイヤルバレエの元プリンシパルから指導を受けているなんて、オタクからしたら夢の世界。
プレミアの批評でも、めっちゃ褒められてます。
PDDでのテクニックの見せ場に加え、第2幕でのコッペリウス博士との掛け合いが絶妙だったそうで。
フランツを踊った吉本絃人さんと2人、「彼らは間違いなくバレエ団のスター」って書いてあります✨
あと、オペラのFacebookでも、「コッペリアになりすます場面を演じた日本人ソリストが素晴らしかった!」というコメントを地元の観客が書いてくれていました。
海外で踊っている友人が、地元の人たちからこうして言ってもらえると、同じ日本人としても嬉しいです。
(私は、ただの部外者ですが😂)
↓非常に評判が良かったらしい第2幕の場面。フラフープを使った新しいヴァリエーションもあるそうです。
ちなみにコッペリウス博士は、バレエ団のディレクター😂
そして、1幕のコッペリア役はまさかのミストレスで、マネジメント総出演😅
高校時代から、学業とバレエを両立し、「絶対に海外でバレリーナになる!」と語っていた彼女。
小柄なこともあり、オーディションでは苦労したことも多かったようですが、結局、長期のバレエ留学なしで、海外バレエ団へ就職を決めました。
入団後も、休みの日も自主練習をしたり、作品の背景をリサーチしたりと、誰も見ていないところでも、人一倍努力してきた、自慢の友人です。
そんな人柄があってこそ、半年で最高位のソリスト昇格、「シンデレラ」や「ドン・キホーテ」といった主要な作品で主演を果たしています。
(これは、バレエに限らずですが、「任せてもらえる」って本当に大事)
ちなみにヨハン・コボーの「コッペリア」、今までの「コッペリア」では触れられてこなかった「どうしてコッペリウス博士は、あの人形を作ったのか」が明かされるストーリーだそうで、超気になります。
そして、カラフルな世界観も素敵!
以上、ちょっとした友人の自慢でした~。
(勝手にあれこれ書いて怒られないか密かに心配しております😅)