毎度お世話になっております。pyonTaです。

 今回は11月21日(金)掲載分の記事からピックアップします。

 本日もはりきって参りましょう。



▼第十九号のコンテンツはこちらです

1. 電動バイク 夜明け前 ベンチャー、販路切り開く

2. 「百円均一」死守に活路 単価上げの流れに追随せず

3. ドロップシッピング 市場伸び悩み はや淘汰

4. クラシエフーズ 体から香るガム ボトル入り発売

5. 吉野家 BOSS飲めば牛丼50円引き サントリーと提携






1. 電動バイク 夜明け前 ベンチャー、販路切り開く




 電池とモーターだけで走る電動バイクが脚光を浴びている。ガソリン高は一段落したが、節約志向やエコ志向は依然高く、ガソリンの4分の1以下ともいわれる走行コストと静かでクリーンな走りが企業や一般消費者の注目を集める。本田など自動二輪大手による商戦は2011年以降本格化するとみられるが、異業種やベンチャー企業などが一足早く、新たな販路開拓に乗り出した。

 

■ SC内で展示・販売


 バイク輸入商社の栄秋(埼玉県八潮市)が輸入を始めた台湾製の「テックウインドFPーS500」。排気量50ccのガソリン車に相当し、原付一種以上の運転免許が必要。取り外し可能なリチウムイオン電池でモーターを駆動し、家庭用コンセントから約二時間充電すれば、40-50キロの走行が可能。ガソリン価格が下がったとはいえ、走行コストはガソリンの4分の1以下。

 価格は29万8000円とガソリン車の2倍近く、販売実績はまだないが、体験レンタルや無料試乗会を開くなど認知度向上に余念がない。




■ 宅配向けに改造・リース


 外食企業などでリース契約が終了した配達用バイクを買い取り、韓国の工場でガソリンエンジンを電気モーターに交換、リチウム電池搭載の電動バイクとして再生。エコスマイルプラス(東京・新宿)が宅配用のリースと販売を手掛ける。年明けにはピザやすしの宅配チェーンなどに最初のモニター車両を貸し出す予定。

 ピザの宅配や郵便配達は1日30-50キロ走行するといわれ、スーパーカブなら満タンで370キロ走る。実験中の企業からは「近場の使用に限っている」との声も。






2. 「百円均一」死守に活路 単価上げの流れに追随せず




 百円ショップ大手のセリアが百円ビジネスの原点回帰に動いている。「カラーザデイズ(日常を彩る)」と名付ける新型店をオープン。

 ジャズが流れ、おしゃれな雑貨店を思わせる店舗内では、主婦が乳母車を引きながらでも悠々と歩ける約2メートルの道幅がある。商品の陳列も工夫。目の高さより低い陳列棚には、和雑貨などの見栄えが良くなるようにスポットライトを取り付けた。

 一方で、百円ショップ最大手の大創産業(広島県東広島市)はダイソーで天井いっぱいまで商品を陳列し、百円を超える商品が多数販売されている。二位のキャンドゥの店舗でも500円の商品などが散見される。

 ここ数年は原材料の高騰を加え、店舗も飽和状態となり、既存店の売上高は苦戦している。通常は単価アップによる利益率アップを目指すのが小売企業のセオリー。だが、セリアは「百円のビジネスモデルはまだ完成していない」と考える。 セリアは自社で独自に開発したPOS(販売時点情報管理)システムで過剰在庫や欠品の回避で経営効率を向上させてきた。

 経営の効率化を進めてきたことで、原材料価格の高騰で粗利益が削られても、なんとかもちこたえられる体質を作っていた。原材料高騰に悩む商品に関しては量を削れる部分がないか互いにアイディアを出し合って、製造できなくなった商品は数十品目に抑えた。

 昨年11月より取り組んできた新型店の開発は、当初、通常店舗に比べて数倍かかっていた開発コストも試行錯誤を重ね、通常に比べに割り増し程度の負担にまで抑えることに成功。今後の出店や既存店の改装にも一定のめどが付いた。

 厳しい状況だが、来年以降は原材料高も落ち着くとみて、百円という王道を守りながら攻勢に出る構えだ。






3. ドロップシッピング 市場伸び悩み はや淘汰




 商品在庫を持たない個人にもネット通販ショップを運営できるようにする「ドロップシッピング」が国内に登場して2年強。一時期はサービス提供業者が乱立したが、ここにきて不振の業者が相次いで撤退し始めた。「利益が上げられる仕組みなのか疑わしく、これ以上は続けられない」。

 ドロップシッピングは、在庫を持たない個人のブログやホームページを販売窓口にして、そのサイトで購入手続きをとった消費者にメーカーや卸が商品を直送する販売手法を指す。メーカーなどに商品を登録させ、ブログ主にネット販売の仕組みを提供するのがドロップシッピング業者。

 ブログ主は業者から割安な基準価格を提示されているが、その額に自分の利益分を上乗せしてサイト訪問者に売り、もうけることができる。業者はブログ主に示す基準価格にすでに一割前後のマージンを含ませており、これが収入の大部分を占める。

 業者にとっては、全体の流通量をどれだけ増やせるかが事業の生命線だが、「本当に商品を売るノウハウのある個人は少なかった」。

 経産省によると、07年のドロップシッピングの市場規模はわずか20億円。アフィリエイトの5500億円に対して1%も満たない。ドロップシッピングの概念もまだ浸透しているとはいえず、まずはどうパイを拡大するかが業界最大の課題となりそうだ。






4. クラシエフーズ 体から香るガム ボトル入り発売




クラシエフーズは24日、板ガムで販売していたガム「オトコ香る。」のボトル入りガムを発売する。


 売り場で目につきやすいよう、通常のボトルガムより細長い形にしたほか、白が一般的なボトルの表面で黒を基調にした。デザイン性を高めることで、主要顧客の男性に加え、若い女性にも売り込む。

 「オトコ香る。」はバラの香りの成分を配合し、食後に発汗すると体から匂いが発散される。メーンターゲットは加齢臭を気にするような30―50代の男性だが、良い香りを好む若い女性にも好評。






4. 吉野家 BOSS飲めば牛丼50円引き サントリーと提携




 吉野家はサントリーと組み、自動販売機を通じて缶コーヒー「BOSS」を購入した消費者を対象に、店頭で牛丼などを50円割り引くキャンペーンを始めた。購入層が重なり、相乗効果が高いと判断。新たな施策により需要を喚起する。






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 毎度お世話になっております。pyonTaです。

 今回は11月17日(月)、11月19日(水)掲載分の記事からピックアップします。

 本日もはりきって参りましょう。



▼第十八号のコンテンツはこちらです

1. カラオケ店 日中は会議室 稼働率向上狙う

2. すかいらーく 店舗丸ごと広告媒体く

3. ゆとりDI 最低を更新 10月、4ヵ月連続の低下

4. イデー、割安家具ブランド 従来の半値以下






1. カラオケ店 日中は会議室 稼働率向上狙う




 カラオケルーム「パセラ」を運営するニュートン(東京・千代田)は来月から貸会議室の運営事業に乗り出す。インターネット環境などを整備した自社店舗の客室を、空室の目立つ昼から夕方にかけて会議や研修用に貸し出す。

 無線LAN(構内情報通信網)を構築しており、ネットの利用や電子メールの送受信ができる環境を整えた。プロジェクターやホワイトボードなど会議や研修に必要な事務用品も取りそろえ、ビジネス需要に対応。

 ニュートンが貸会議室事業に乗り出すのは客室の稼働率を高めるため。カラオケ店は一般的に夕方から夜間にかけて利用が伸びる一方、昼間の稼働率は落ち込みやすい。同社では「会議後の宴会需要も期待できる」とみている。

 自社の外で会議を行う企業はこれまでホテルや公共施設などを利用してきたが、ここ数年は東京都内を中心に割安感のある貸会議室が増加。認知度も高まってきた。






2. すかいらーく 店舗丸ごと広告媒体




 すかいらーくは店舗のテーブルや入り口ドアなどを広告媒体として活用する「インストアメディア事業」を始める。店舗滞在時間がファストフードに比べて長く、消費者との接触度が濃いことを広告主に訴える。

 テーブルに張る広告ステッカー、テーブルの上に置くPOP(店頭販促物)、入り口ドアや店内のポスター、レジ周りに置くチラシなどを受け付ける。広告以外でも、店内でサンプリングの配布などにも協力。駐車場は新車のプロモーションや中古車の査定など販促スペースとして、店内放送も新曲のプロモーションの場として貸し出す。

 第一弾として11月上旬から12月上旬まで、ホンダの新型軽自動車「ライフ」の広告を、「ガスト」と「バーミヤン」の1796店舗で掲載開始。テーブルステッカーやレジにポスターを張ったほか、すかいらーくが会員向けに配信するメールマガジンでもライフを紹介する。従業員は「ライフ」のバッジを付ける。






3. ゆとりDI 最低を更新 10月、4ヵ月連続の低下




 日本経済新聞社が消費者に「一年前に比べて、生活は楽になったか」を尋ねて算出した10月の「ゆとりDI」はマイナス42.6で、9月に比べて0.5ポイント低下(悪化)。1998年12月の調査開始以来の過去最低を更新した。






4. イデー、割安家具ブランド 従来の半値以下




 良品計画子会社の家具・雑貨専門店イデー(東京・世田谷)は11月末までに、従来の半額から3分の1に抑えた低価格家具の新ブランドを売り出す。

 新ブランド「イー・バイ・イデー」。原価を下げるため、新ブランドの製品は親会社の良品計画の中国の協力工場などで生産する。色の種類もイスで三色とするなど、従来品より絞り込む。

 イデーは06年に良品計画の子会社となった後3点を東京ミッドタウン(東京・港)など集客力を見込める施設に出店。家具より安価な雑貨の比率を全商品の2割から5割に増やすなど、固定客の来店頻度を高めるとともに、顧客層を広げる工夫をしている。






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 毎度お世話になっております。pyonTaです。

 今回は11月14日(金)掲載分の記事からピックアップします。

 本日もはりきって参りましょう。



▼第十七号のコンテンツはこちらです

1. 「なぜ」説明、上手に値上げ

2. 英スーパー 低価格競争激しさ増すく

3. 外食各社 量減らして値ごろ感






1. 「なぜ」説明、上手に値上げ




 マーケティング分析のJMR生活総合研究所(東京・千代田)。夏の調査によれば、世帯支出を「減らしたい」と回答した割合は40.3%。物価の変化についても9割以上が「上がった」「やや上がった」と答えている。

 「品質重視」か「値段重視」かを聞くと品質重視派が59%となり、値段重視派の41%を大きく上回った。「『節約志向』であっても『安さ志向』とはなっていない。品質を見極め、パフォーマンスのいいモノを買おうとしている。それだけ選択眼が厳しくなった。

 あるビールについて、ブランドスイッチした顧客は28%。継続利用が72%。継続購入者のうち9割は価格に左右されない。値上げを単純にネガティブな行為とせず、顧客を選別しブランドロイヤルティーを向上させる好機にすべきだと同研究所は説く。

 カギは「属性情報」、すなわち「なぜ値上げするのか」の解説、品質の向上、新たな消費の場面など、価値提案を一緒に訴えること。

 生活の価値観でも、「安心信頼」志向が「上昇・顕示」や「自己実現」に比べ強まっているのがここ数年の傾向。

 原料高騰と消費不振に対応するため、原料費や製造コストなどをいたずらにカットするだけでは、やがて景気が反転上昇したときに顧客から捨てられる危険がある。

 そもそもマーケティング研究は需要不足、供給過多に陥った米国で生まれた。日本に上陸したのは戦後間もなくだったが、企業に広まったのは高度成長が壁にぶつかった後。今は戦後何度目かのマーケティングの出番ではないか。






2. 英スーパー 低価格競争激しさ増す




 テスコ、セインズベリーなど英国のスーパー大手が相次いで低価格商品の品ぞろえを拡充。独有力ディスカウントストアのアルディや米ウォルマート・ストアーズ傘下のアズダが売り上げを伸ばしていることに対抗する。

 テスコは「マネーセービング・パッケージ」1.オリジナルブランドの新規格商品。2.既存商品の値引き。3.低価格日用品の拡充、が主な柱。

 セインズズベリーは「スイッチ・アンド・セーブ」キャンペーン。これまでより20%程度安い価格に設定し、販売を強化。

 一方、中堅のアイスランドは格安の冷凍商品を拡充して売り上げを伸ばしている。調理済みの料理やデザートなどの品ぞろえも増やす考え。

 英小売市場は、景気低迷の影響により、消費者の低価格志向が鮮明になっている。






3. 外食各社 量減らして値ごろ感




 提供する量を調整することで価格を引き上げる動きが、外食各社の間で広がってきた。

 ロイヤルHDは、ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」で12月9日から提供するメニューで、従来セットで販売していた商品を単品でも出す。量よりも安さを求める消費者を取り込む。

 単純にメニューを見直して安い商品を増やすと低価格店のイメージが先行し、従来の顧客を失う可能性があると判断。価格引き下げには、実質値上げの印象を和らげる側面もある。

 ダスキンが運営する「ミスタードーナッツ」は11月から、商品の約2割にあたる10種類のドーナツやパイのサイズを小さくし価格を下げた。






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