昨日まで息子とほっこり3連休を過ごしたことを書いてきたのですが、

その間に、元夫の入院を巡る暗澹たる案件について息子に話しました。

息子にとっては父親だし、

息子はもう小さな子どもじゃなく、知っておく権利があるから隠しとくわけにいかないし、

息子の内には今も、父親に対する思いがあることを私は知っているので。

 

息子は最近よく「おやじの夢をみた」と言う。

そうでなくても私たちの間で元夫のことは全くタブーではなく、

時には「今は亡き優しい夫・パパ」を懐かしみながら、

時には「アホでエロいおっさん」を笑いものにしながら

毎日、話題にしています。

 

息子に話したのはこれらのこと。

 

 

 

 

 

元夫が入院のことを知らせてきた時、

「入試が始まってるからカオルには絶対に連絡しないで」と言いました。

元夫はこれまで何度も息子にLINEをしてきてるけど、

息子は一昨年の夏、情けない父親との決別を決意して

返信しない、既読にもしないで無視していました。

だから、元夫は私に連絡してきたと思う。

 

私も夫からの連絡について、息子には一切話してませんでした。

受験が終わったら話し、

無事に大学生になって、忙しく充実した日々の中で、

悲しみがなるべく薄まる状態で受け止めさせ、冷静に考えさせてあげたかった。

こんな悲しいことの連続にはしたくなかったのに。

 

元夫が、恐らくはインスリンの管理が悪く何らか問題が起きて入院した、

33歳の”カノジョ”が面倒みてくれていて、財布も預けている。

転院予定だった先から教育入院を断られ、施設入所を検討していて、

カノジョが一緒に入れるかどうかによって時期がどうとか言っている←馬鹿

おおむね全部話しました。

 

そして、最近の私とのやり取りで、息子が受験生だとあらためて気づいた元夫が

(わが子の年も忘れ、2年くらい前から「どこ受けたんや?」と聞いてきてた)

「3月にそっちの歯医者に行く用事があるから、その時に合格祝いしに行く」と言ってる、ということも息子に伝えました。

私と息子がこの苦しい受験期間を2人で踏ん張り、

新たな1年を頑張ろうと話し合ってるその視界の外で、

若いオンナの尻を追っかけまわしてばかりのじじいが

ここぞとばかりに

”自分も人の親であるという快楽”を味わいに来ようとしている…一人で合格祝いでも何でもしてろって感じ←これは私の胸中

 

これら全部を黙って聞いてた息子。

もはや飲み下すことに慣れた苦い感情がまた、彼の心を浸してるのがわかる、そんな無表情でした。

 

「おやじはいよいよ身体も頭も坂道を転げ落ちつつあると思う。

インスリンの失敗で孤独死とか、ほんとにあるかもしれない。

カオルは入試が終わったら会いに行こうと思ってたんじゃない?

会ってきたら?」

「いや、いい。行かない」

「お母さんが一緒に行ってもいいよ」

「それは最もない選択だな。会うなら一人で会うよ」

「なんで?」

 

それに対し、息子が言ったこと。悲しくて申し訳なくて…

「変わり果てたおやじを見るお母さんの顔を見たくないから」

ごめんねって気持ちしかなかった。

 

「カオルは浪人するから合格祝いはしません」

息子と相談して、私からそれだけ伝えることになりました。