元夫の亡き親友の元妻・ミチコさんが

離婚の慰謝料をもらうための手伝いをしている件の続きです。

 

 

最初の電話の2日後、再びミチコさんから今度は携帯にかかってきました。

保険会社によると、元夫・ヒロカズさんの死亡診断をした病院から

証明書をもらって提出すれば、

ヒロカズさんが被保険者になっているお金をもらえるとのこと。

 

ただし、もらえるのは死亡一時金で、

生きていた場合に年金としてもらえる額よりだいぶ少なく、

払ってきた掛け金が戻ってくる程度だとか。

つくづく不運な人だなと思ってしまう。

 

「親族じゃなくても死亡証明書をもらえるってこと?」と聞いたら、

「死亡日が分かれば、保険会社が病院への照会申請の書類を作ってくれ、

それを私から病院に提出する形らしいです」とのこと。

 

ということで、7年前にヒロカズさんが会社帰りに倒れて救急搬送され、

そのまま亡くなった病院と、その日付を特定してミチコさんに知らせるのがとりあえずの私の役割。

元夫も日までは覚えてないだろうな、

再婚相手のヒトミさんからの連絡で、あの夜はすぐ病院に駆けつけたけど、

彼の今のアタマだと、どこだったか覚えてないかも…と、ちょっと不安になりました。

 

元夫にはミチコさんから連絡があったことと、その用件を伝えてあったので、

再度連絡して命日と病院覚えてる?と聞きました。

意外なことに、どっちも覚えてました。

その大学病院と彼が言う最寄り駅はちょっとずれてたので、

何度も念押ししたところ、病院名は間違いないと。

 

それをヒトミさんに伝えました。

ヒトミさんの携帯は

ショートメールの送信はできるけど、受信はできないとのことで、

こちらからは電話をかけるしかありません。

メールアドレスは聞いておらず、電話番号でLINEアカウントを検索してもヒットせず💦

不便でしょうがないので、次に通話する時にはメアドかLINEを教えてもらわなきゃ。

 

翌日早速、保険会社に連絡したそうで、

書類作成に1週間くらいかかるらしいと、ショートメールで報告してきました。

この後、スムーズにいけばいいんだけど。

 

この間のやり取りの中で、ヒロカズさんとその元妻と再婚相手、

そして私の元夫という登場人物たちのつながり方に、

皮肉のような? 普通ならあり得ないような?運命を感じています。

それと、離婚する時の取り決めをちゃんとしておくことの大切さを痛感。

もらったつもりのお金が相手のよもやの早逝によって大きく目減りし、

しかも、それを手にするまでがすごく困難で、本当にもらえるか不確実――大変です。

これらについては、また次回に。