今日は午前中、

マンション自治会の総会(書面会議)→臨時役員会(オンライン。私が司会)で

ぐったり。

明日から宿泊研修に出かける息子のために買い物にも出ないといけなかったのですが、

しばしソファから起き上がれませんでした。

えいやっと身体を起こし、

一緒にドラッグストア→スーパーと回り、

帰って来て一息ついていたら…ピンポーン。

 

モニターに映る元夫の顔を見て息子と2人「げっ」。

今日は月いちの障害当事者と家族の会で、

電車とバスを乗り継いで2時間近い道のりだけど行くと聞いていました。

その帰りにうちに寄ったと思われ、

冷蔵庫に忘れてったインスリンを取りにきたのだろうと。

 

ところが、玄関に入るなり「風呂入らせてくれ」。

話を聞くと、想像を絶する状況にあることがわかりました。

 

先週日曜に移ったアパートの電気がいまだにつかない。

電力会社に使用開始の連絡をしていないからなんだけど、

本人はもはやそんな常識もわかっておらず、

「電気の手配もやってなかった不動産屋はけしからん」と。

この1週間、電力会社に電話はしたようですが、

いつかけても電話が込み合ってるのでしばらく待ってとアナウンスが流れ

待てなくて切っていたらしく、この1週間、電気なしで暮らしてきたと。

 

夜になると部屋は真っ暗。

ろうそくを4本立てて過ごしている

(火事が怖い。夜中のトイレの時に足元が不安というので懐中電灯を渡しました)。

お風呂も入れないらしく、うちで入るのが1週間ぶり…。

冷蔵庫と洗濯機はどっちみちまだ届いておらず、

エアコンも使えず明け方は寒い。

毎朝、ファミレスで朝食を食べる時にスマホの充電をするのが日課に。

 

ファミレスといえば、食べてる最中に財布がないことに気づき、

家まで取りに戻るも見つからず、

店に戻ってみたらテーブルの下に落ちていた、なんてことも。

 

この人、電気もつかない部屋で暮らしながら、

能天気に「海辺のイタリアンでランチ中」とかメッセージ送ってきてたのか…超越してるわ。

 

こんなのを放って一人にしている義母と義妹に対して無性に腹が立ち、

義妹にはどうせブロックされてるので、

義母に電話をした。彼が入浴中に。

 

本人から聞いた話を全部伝えると、

例のごとくオロオロし始め、「そんなことになってるの?どうしよう、どうしたらいい?」と。

「とにかくすぐにでも、それこそ今日にでも新幹線乗って誰かこっちに来て

部屋の様子を見ていろいろ手続きやら家具、家電の手配やらをする、

住民票すらまだ移してないというから移すのを手伝ってやって

介護保険サービス利用の申請をする、まずそれやってください。

でも、最終的にはそっちに引き取って一緒に暮らさないと、

孤独死するか詐欺に身ぐるみ剝がされて路頭に迷うかですよ。

そのうち、『遺体の確認に来て』って警察から電話来ますよ。

そんなことになるくらいなら、今ちゃんと面倒見てやる方がいいのでは?

お義母さんや紀子さん(義妹)が無理なら紀子さんの旦那や子どもたち、

お義母さんの弟や甥、姪、誰でもいいから寄越さないと手遅れになりますよ。

忙しいとか具合が悪いとか言ってる場合じゃないでしょ」。

 

散々脅しときました…いや、脅しじゃない、事実だから。

義母は涙声になって「どうしよう、どうしたらいい?」

「知りませんよ、とにかくすぐ誰かに電話して助けてくれと言ってください。

どうすべきか、みんなで話し合ってください。

私はもう何もできませんよ、他人なんだから」

「Daisyちゃん、何で離婚なんかしたの?」

は? ・・・・・・・・・・・・・・・・。

電話じゃなかったら暴れてたかも、私。

あほらしすぎて、スルー。

 

最後は涙声で「ありがとう、Daisyちゃん」と言われて電話を切ったけど、

どうせ10分後には忘れて、お菓子食べながらテレビ見てるんだろうなぁ。

 

次に、元夫を促して義弟(義妹の夫。一部上場企業の副社長)に電話させ、

「あ、どうも。久しぶりです。元気ですか?

僕、一人暮らしになったんだけど、ずっと電気もつかないしいろいろ困っててねぇ。

すいませんが相談に乗ってほしいんですわ」。

この人のこの(現実とのギャップが巨大すぎるけど)悲壮感のない口調、

得難いキャラだと思う…んなこと言ってる場合じゃないけど。

 

義弟からは、仕事中なのでと言われさっさと電話を切られていたけど、

元夫がこれだけのことを言えるなんて大したものだわと思いました。

その後、私が元夫のスマホから義弟宛のSMSで

義母に伝えたのと同様のことを書いておきました。

 

アホで自業自得だけど、さすがに元夫が可哀そうだと思いました。

あんな脳の人に

「Daisyのことを信頼して、言う事聞いて助けてもらって生きていけ」と言い聞かせるでもなく、

「リハビリはしなくていい」「Daisyがやってることは介護放棄だ」

「Daisyにされたモラハラを忘れないで、早く離婚して」とあおりまくり、

その結果、

こんなことになったら「私たちは何もできません」「関わりたくないです」はないだろう。

それこそ介護放棄でしょ。

私と違ってこの人に殴られたこともなく、普通に家族だと思われてるんだから、

大切にしてあげてよ。

 

お風呂から上がっても着替えのパンツも持ってきてないと言うので、

仕方なく息子のトランクスをあげた(息子は「もうそれ、はきたくないから返さなくていい」と)。

うちのソファですっかりくつろいでしまい、寝入っちゃって晩ご飯の時間になったので

仕方なく3人分用意し、食べたらさっさと帰ってほしいと申し渡しました。

 

誰か来るかなぁ、彼の救済に。

来てほしい。

誰かがしっかり面倒みてくれないと、

「人道的観点から」私がやらざるを得ないことになりそうで嫌だ。

私はあの人たちと違ってまともな人間なので。