今日は地元の障害当事者(本人)と家族が集う月いちの会だった。

当事者だけ、家族だけ、あるいは当事者と家族が一緒になど、

どんな形での参加もOK。

さらに、医療や福祉に従事していて、

障害について理解を深めたいという支援者も数人参加する。

午前中は囲碁の会で、

午後からは近況や困りごとについてざっくばらんに語り合う会。

 

 夫との関係の閉そく感、家族崩壊寸前の状態を何とかしたくて、

ネットで調べて会の存在を知り、7月から、当初は私が1人で参加しだした。 

月いちの会で散々、夫に対する愚痴を吐かせてもらい、

他の方から励まされ、当事者の立場からの気持ちや反論も聞かせてもらった。

 

夫は私の誘いに応じて10月から参加するようになり、今日が3回目。

囲碁好きなので本人は午前から参加し、私は午後から合流する。

夫は囲碁の後、

他のメンバーと一緒に近くの中華料理店でお昼を食べるのも楽しみらしい。

 

今日は参加者が多く、20人くらいいたかな。

みんなが一言ずつ何かしゃべる時、

夫は「障害のせいで車の運転やスキーなど、

好きだったことができなくなり残念」みたいなことを話した。

 

私は、夫は体幹が弱くなり、パンツをはくだけでよろけたり、

靴ひもを結ぶためにかがむと転がってしまったりすることを話した。

週1の訪問リハビリでスクワットなど体幹を鍛える運動をやらされ、

PTからは「このメニューを毎日やってください」と毎回言われるけど、

やったためしがない。とにかくリハビリ嫌い。

それでも訪問リハを拒まないのは

若いPTとのおしゃべりでリフレッシュしたいだけで、 

良くなりたいという気はさらさらないーと、また散々愚痴ってしまった。

 

そんな状態のくせに、

以前のように家族でスキーに行こうと言って

知らない間にホテルを予約してしまった。

こんな状態でとてもまともに滑れるとは思えず、

雪山なんかで怪我をしたり、他人に怪我させたりしたらと考えるだけでぞっとする。

他の皆さんはそれぞれ、「もっとよくなりたい」と言って

主体的に運動しているのに、

どうやったらこの人にそういうモチベーションを与えられるか、

ほとほと困っています-などなど。

 

みんなからは、

「行けば意外と滑れるかも知れない。思い切って行ってみたら?」

「ネットゲームとかでスキーのやつない?

それをやって、楽しい!やっぱり行きたいって思えば、リハビリをやる気が出るかも」

「いきなりスキーではなく、まずは旅行で行って雪景色を楽しんだら?」

など、「スキー行っちゃえ」から「それはさすがにちょっと」まで、

温度差のあるコメントをいただいた。

 

どうするかはまだわからないけど、

ああやって普段いらついていることを聞いてもらうだけで不思議と気持ちが安らぐ。

だから、夫のことやワンオペ家事で毎日忙しいけれど、

この会を休もうって気にはならない。

夫も、日曜なのに早めに起きなきゃいけないし、

大好きな囲碁はともかく、午後の会の方も、

他の方がしゃべってる時はずっと居眠りして💦さほど楽しそうってわけでもないくせに、

なぜか行くのを嫌がらない。

 

辛さを解決する答えがもらえるわけではないけど、

なぜか来月もまた来ようと思ってしまう。

こういう場があって本当によかった。感謝。

 

家に帰って一休みした後は、

ふるさと納税でもらった飛騨牛で今シーズン初のすき焼き!

特別に、2人でビールを2缶あけた。

そう言えば今日、みんなの前で「お酒も大好きなのに飲ませてもらえない」と愚痴っていたな。

医者から、脳梗塞の再発予防のために週2回程度にしとくよう言われ、

3年間散々バトルしてきたのに、いまだにおとなしく受け入れてくれず

まるで私が意地悪や何かの腹いせで飲ませないようなことを、あちこちで言いちらかすのです。

ちっ😒