ロープワークはじめました(奥多摩・小怒田ノ尾根) | 無題ドキュメント

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驚くべき説明を思いついたが、これを記すには余白が狭すぎる。

今年のテーマ「岩と幕営」。今後目標としている山の中には、一般登山道ながら厳しい岩稜帯でロープワークを身につけてビレイがちゃんとできた方がいいところもあり、プロに教わった方が良いなと考えたところ、KURI ADVENTURESのこんな講習ににたどり着きました。


山岳ロープワーク講習


この講習は、1日目に技術講習として、ロープの結び、確保理論、システムの構築、安全確保システムの運用体験など基礎技術を学び、2日目には実際の山の中で実際に安全確保を行いながらの登山を行ってみる経験ができるというもの。


1日目の講習内容はオンデマンドのビデオ教材でもざっくり勉強はできるのですが、やはり動画を見て真似るだけなのと、半日かけて結び方や確保の仕方を指導を受けながらやるのとでは全然違うものだなぁと感じることが多く、この先身につけないといけない技術に若干眩暈もしました。


※オンデマンドビデオ教材はこちらから購入できます↓

オンデマンドビデオ教材「山岳ロープワーク講習」


主にここで学んだ技術は以下の通り

  • エイトノット(オンアバイト、フォロースルー)
  • ダブルフィッシャーマンズベント
  • オーバーハンドノット
  • バタフライノット
  • クローブヒッチ
  • ムンターヒッチ
  • ガースヒッチ
  • ミュールノット
  • クレイムハイスト
  • マッシャー
そしてこれらの結びを用いて行うのが、ロープの安全確保の技術としてコンティニュアスビレイとスタカットビレイ。


で、このために準備したのがこのあたりのギア

  • ヘルメット
  • サブゲート式HMS型安全環付きカラビナ
  • 安全環付きカラビナ × 2
  • 120cmスリング × 4 
  • 変形D型カラビナ × 4 
  • ビレイグローブ
なお、以下の2つはレンタルを利用(そのうち買わなきゃなぁ(;´'-'`)とか言いつつ、講習翌日にクライミングハーネスと練習用の8mm補助ロープ10mを購入。ビレイデバイスとアッセンダーはどれにするか現在検討中)
  • クライミングハーネス(有料レンタル)
  • ダイレクトビレイに対応したビレイデバイス(有料レンタル)


さて、そんな風に学んだ技術を実践するのは奥多摩・小怒田ノ尾根。地理院地図には高黒岩と記載のあるところで、守屋地図こと登山詳細図にもルートが記載されていないまさしくバリエーションルートです。ヤマレコで検索するとアルパインクライミングをされる方々がつづら岩へのアプローチとして利用することもある程度で、核心部の高黒岩あたりの地形を読図すれば普通のハイカーは通ろうと思わないコースです。

なお、今回はプロの指導&スタッフの補助のもと、ロープによる安全確保を行なった上で通過していますので、そうしたサポートや安全確保の技術がない中での通過可否について、このblogで保証するものではありません。


それでは安全第一で行きましょうヨシッ!(`ФωФ') つ


【山行概要】

○日程 2021年6月13日(日曜日)

○天気 曇 一時 雨 所により 霧


アメダス小河内(標高530m)


アメダス小沢(標高420m)


アメダスデータには記録されていませんが、核心部手前の標高700m付近の待機地点では、パラパラと降られました。


○アクセス

今回は講習のため、集合場所から車で往復です。


○本日のコース

千足BS→小怒田ノ尾根取付→高黒岩→高黒山→富士見台(大怒田山)→つづら岩→綾滝→林道柳沢線→千足BS



講習会の実践山行なので、めっちゃゆっくりです。(山高地図基準の2.2〜2.3って他の方の記録含めて初めて見た)


○GPS記録

ヤマレコ

ロープワークはじめました(奥多摩・小怒田ノ尾根) - 2021年06月13日 [登山・山行記録] - ヤマレコ



YAMAP

ロープワークはじめました(奥多摩・小怒田ノ尾根)




【山行記録】


出発地点は千足BS。バスアクセスなら、武蔵五日市駅から藤倉行きのバスに乗ることになります。


バス停の真前には、ご近所の方が管理運営されている有料駐車場も。


さて、その駐車場から見上げるととんがったピークが見えます。高黒山です。あそこまで登ってさらに奥に隠れている大怒田山こと富士見台まで上がります。


技術がなくてもジャラジャラ持ってるだけで傍目からはめっちゃ出来そうに見えるアレですね。


出発地点でペアを組む方とコンティニュアスビレイシステムを構築します。今回の間隔は5尋。自分はサブリーダー側。ここでシステム構築にめっちゃ手間取ってしまいました:(´◦ω◦`):


一般登山の安全確保術Vol.3|コンティニュアスビレイ



千足BSから藤倉方面へ少し歩くと、このお地蔵さんの横に石段があります。ここが小怒田ノ尾根の取付きです。


標高340m付近。バリエーションとはいえ、序盤はそれなりに踏み跡あり。登山者というより、この辺りの山の地主さんが管理に入ってる感じかな


標高470m付近。まだ1kmも進んでませんが、こんな感じの斜面をつづら折りで登っていきます。


標高490m付近。少しずつ岩が目立ち始めます。


昔のFANTA缶だ!標高560m付近。


標高600m付近。コムラサキかムラサキシキブか


標高650m付近。山田さんの山


ひょっこり岩と田丸さん?標高660m付近


標高700m付近。ここで昼食休憩を兼ねて受講生は待機。講師陣の方々が課題設置で先行登攀です。


ガースヒッチのテスト。もうちょい結び目のところを短くしたほうが良かったな(;´'-'`)


40Lザックもこんな感じで余裕。ザックが地面につかないのでダニ対策としても安心です


お昼はコンビニおむすび。


ここから先の核心部は1パーティーずつ順に進んでいくので待機時間は長め。その間雨もパラつきましたが、そんなに雨量は多くなかったためひと安心。ここからは岩稜なので足元が濡れ過ぎると厄介です。


1時間半ほど経って登攀指示が出たので、いよいよ核心部へ進みます。


標高760m付近。まずは急登から。


標高800m付近。徐々に岩が目立ち始めます。



標高810m付近。ロープがあるので進行方向が分かりやすい


標高820m付近。この少し先で課題のチェックポイントへ。


ここからの核心部はいくつかのチェックポイントでセルフビレイを取ったり、ビレイデバイスをセットしてスタカットビレイで登攀したり、アッセンダーで同時登攀を継続したりと課題攻略で余裕がなく、写真をほとんど撮れませんでした。(講習中なので当然です)


核心部の感想としては、システム構築してビレイしているからこそクリアできたルートであって、クライミング装備やロープでの確保技術無しにここへ突っ込んでしまうと進むも戻るも出来なくて立ち往生する可能性があるなというところ。フリークライミングができる人は…分かりません。


こういう技術は、平地で素早く正確にできないと本番環境では厳しいし、平地で出来ても本番では難しいというのを身体で実感。


そうして核心部を抜けて高黒岩の直上の尾根に乗ったところがここ↓

標高860m付近。


標高870m付近からは中々の眺望。とはいえ、まだ急登は続いて


標高950m付近でやっと落ち着きました。


標高970m付近。仮に逆から降りてきてもここで行き詰まりますね(;´'-'`)


976mピーク


高黒山です。


高黒山の山頂はこんな感じ。


標高1000m付近。高黒山からは踏み跡のしっかりした広い尾根をたどります。


見覚えのあるベンチに出た(出てから振り返り)


富士見台到着。馬頭刈尾根に合流です。


大怒田山が正式名称だけど、去年の10月末に馬頭刈尾根を下ったときにはなかったような。


全パーティが登攀完了後、今度は一般登山道で下山です。「関東ふれあ」わせるとは誰も約束はしていな「いの」だよこの「道」


つづら岩を見上げる。ロッククライミングのクラックルートがあるそうです


つづら岩の道標から千足方面へ。ここからしばらく急坂が続きます。


綾滝まで0.1kmですが、つづら折りのため、体感はもっと長い。


綾滝


ゴール千足まで1.2km


天狗の滝はルート外なので通らず。


この道標のところには


滝の案内看板。


看板の目の前の沢を渡渉すると、


林道柳沢線終点です


林道柳沢線は全線舗装路。携帯の電波もバッチリ入ります。


人里(ひとざと)だー


千足BSまで帰ってきました。

今日は厳しいコース、お疲れ山でした!




そして、翌日早速MNG


これで家でもシステム構築の練習はできるようになりました(੭ु˙꒳​˙)੭ु⁾⁾