- ともだちをたすけたゾウたち (絵本・ほんとうにあった動物のおはなし)/わしお としこ
- ¥1,260
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この本は 今から35年以上前に 東京の『多摩動物園』で 実際にあった
お話が 書かれています
雄のゾウ アヌ―ラは 病気になり 自分だけの力で 立ち歩くこともままならなくなりました
獣医さんも 飼育員さんも どうすることもできず ただ見守っていました
そこへ2頭の雌ゾウ ガチャコとタカコが アヌーラを
両側から支えてあげたそうです
それは 1日ではなく アヌーラが回復するまでの 1か月もの間
ガチャコとタカコは 遊びも水浴びも我慢して どんな日も
アヌーラを支え続けたということでした
いくらゾウが頭がいいとはいえ まさかこんなことをするなんて 驚きでした∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
友達のために 自分のしたいことを我慢してまで 支え続けるなんて
それが 私たち人間であっても そうそうできることでは ありませんよね
ゾウさんに対して 恥ずかしい・・
図書館で 借りた本でしたが みみこはこのお話が気に入って
何度も 何度も借りておりました
この本を読んで 友達を思いやる 優しい心が少しでも芽生えてくれればと
思っています
ここからは 後日談です・・
実は 先日 みみこと 『多摩動物園』に行ってまいりました
みみこは この3頭に会えるのを楽しみにしていたのですが
なにせ この話は 昔のお話だし・・ 元気でいてくれるか 不安でした![]()
そうしたところ やはり3頭のうち 雌の2頭は亡くなっておりました(iДi)
でも現在 雄のアヌーラが 国内最高齢の雄ゾウとして(58歳) 元気に暮らして
いたのでした![]()
ふと そばにあった看板に目をやると・・
こんなことが・・ (小さい字で読みづらくてごめんなさい)
さすが 動物さんの世界・・本能ってやつですか 色々複雑なのね(;´▽`A``
「ガチャコとタカコがいなくなって アヌーラ一人ぼっちでかわいそう」と 言っている
みみこには このことは 伝えませんでしたが
「アヌーラは 1頭になっちゃったけど すごくのんびりと 楽しく暮らしているんだって」と
言うと
「ふう~ん そうなんだ~」と ちょっと安心しておりました

