3月27日の善通寺市内のお寺巡拝、第3弾です。

善通寺の塔頭紹介のラストです。

今回も善通寺の東院と西院の間の参道沿いの塔頭です。

 

 

  善通寺塔頭「観智院」

 

観智院は、前回紹介した華蔵院とは向かい合わせです。

 

 

門や塀に囲まれていないため開放的な雰囲気でした!

向かって右側、高い所に空海さんがおられます!

 

 

四国霊場の作法でお参りしました!

 

 

観智院は大同2年に弘法大師が創建したという古いお寺。

大同2年は西暦807年。

大同年間はというと・・・前年の大同元年は平城天皇即位。

大同3年は、平城天皇が退位して、嵯峨天皇が即位、そして薬子の変・・・という時代です。

 

善通寺最盛期の弘安年間(1278~1288)、49の塔頭が存在しました。

観智院は塔頭の筆頭として一山の寺務を掌握。

 

本尊は十一面観音菩薩。

高松藩主松平氏の尼となった息女が営んでいた庵の本尊を遷したものといわれています。

子授け・安産・子育ての霊験があると信仰を集め、子安観音と呼ばれています。

 

  観智院ご朱印「子安観音」

 

観智院は讃岐三十三観音霊場の二十五番札所。

 

 

このご朱印は書き置きです。

数か月前、住職さんに直書きしてもらったという方をネットで拝見。

運が良ければ朱印帳に書いて頂けるようです。

 

これで善通寺の塔頭はお終いです。

次回はプチ遍路、75番札所善通寺です。