明石市大蔵天神町の “ 休天神社 ” に初めてお参りしました。
大学生時代の4年間、前を通りながら参拝したことはありませんでした。
神社の名前の読みが分からないという印象が強く残っていました。
休天神社・・・さて皆さん、何と読む?
神社は国道2号線沿いにあります。
車の切れ目をとらえ撮影するのにちょっと難儀しました。
山陽電鉄・人丸駅から東南に約100m。
休天神社・・・『 やすみてんじんしゃ 』 と読みます。
「きゅうてん神社」ではありません。
天神社ですから、祭神は菅原道真。
「菅公聖蹟二十五拝」の十五番目の神社です。
「菅公聖蹟二十五拝」とは、菅原道真を祀る全国の天満宮・天神の中から由緒ある25社を選んだもの!
その中の1社が我が街にあります!
休天神社の地は、明石の駅家の址とされています。
そして菅原道真が立ち寄った土地。
菅原道真は大宰府に向かう途中、明石駅家(うまや)で休息をとりました。
路傍の石に腰かけた道真は、左遷を悲しむ明石駅長(うまおさ)に「駅長驚くなかれ 時の変わり改まるを 一栄一落 是れ春秋(駅長よ 時代が変わり改められることを驚くことはない 栄えるのも一時、落ちるのも一時、これが世の中というものである)」と詩を贈ったと伝えられています。
そして太宰府で道真が亡くなったこと聞いた明石駅長が、延喜3年(903年)道真を祀る祠を建てたのが創建。
その後、明石城主の松平信之が社殿を建立。
神社には、道真が座って休んだという腰掛け石があるそうです。
つまり、天神さんとなった道真が休んだ所だから「やすみてんじんしゃ」なのです。
腰掛け石のことは知らなかったため、石は確認せず。
本殿を撮影したかったのですが、木がね・・・。。。
御朱印はすぐ近くの稲爪神社で頂けます。
全てスタンプでした。
これも良いかな!