9月1日の御朱印巡りの続きです。
梛神社からやや迷子気味に歩くこと約10分で到着!
次なる参拝地は、坂本龍馬も訪れたことのある神社です!
『 武信稲荷神社 』
清和天皇の時代、貞観元年(859年)に右大臣左近衛大将・藤原良相により創祀されました。
後に藤原武信が厚く信仰し、神威発揚に努めたため武信稲荷と称されるようになりました。
藤原良相は長として、一族の名付けをしていたことから名付け・命名ゆかりの神社として知られています。
祭神は、宇迦之御魂大神・佐田彦大神・大宮能亮大神。
第一印象は緑に覆われた神社!
参拝したのが9月1日でしたから、まだまだ暑く、蚊の集中攻撃に遭いました。
手前に拝殿、奥に本殿があります。
境内の写真はこの1枚だけ!
立ち止まると蚊が・・・と、いうことです。
武信稲荷神社で有名なのは、坂本龍馬とおりょうの話です!
龍馬とおりょうは二人でよく武信稲荷を訪れていたようです。
命を狙われる身となった龍馬は、身を隠すようになり、二人は会えなくなります。
おりょうは龍馬の身を案じ行方を捜します。
そして二人で訪れた武信稲荷の榎の木をふと思い出します!
榎のところに行くと「龍」の文字が彫られていました。
龍馬からの「自分は生きている。京都に居る。」という伝言です!
おりょうは二人の共通の知人を訪ね再会出来たということだそうです。
ところで、なぜ榎が思い浮かんだのでしょうか?
当時、神社の南には幕府直轄の牢獄がありました。
牢獄には勤王の志士たちが投獄され、おりょうの父親も投獄されていました。
龍馬は狙われる身、おりょうは女性と言うことでともに面会は叶わず!
それゆえ、神社の大木の上から牢獄内部の様子を探っていたのです。
龍馬からの伝言が彫られた榎は、社殿左後ろの大木だと思います。
ご神木の榎は樹齢約850年。
縁結びの力を授かりたいと、幹に手を当てる参拝者も多いそうです!
参拝を終えて社務所へ!
御朱印をお願いしました。
ハンコを押してくれたのが巫女さん。
墨書きが、ぶっちゃけ寺に出演したことがある宮司さんでした!
機会があれば、蚊のいない季節にお参りして幕末に思いを馳せてみたいと思います!