先日、高橋優くんのベストアルバムを紹介したので、優くん繋がりで書いてみます鉛筆

 

基本的に、私が好きな優くんの歌はベストアルバムの頃なので、最近の曲はあまり把握してないのですが。近況が気になって、お気に入りの曲をダウンロードするついでに検索してみました。

 

明るい曲よりもメッセージ性が強くてヘビーな曲が好きなのですが、タイトルで気になるものが電球

 


明日から戦争が始まるみたいだ

 

タイトルを見た瞬間、ピンと来ました。

こういう重たそうな歌が好きなので(笑)

 

タイトルの重みと釣り合わない歌詞


聴いてみた第一印象は、「思ってたのと違う」でした。

曲調がとても明るい。カントリーミュージックというのでしょうか?

 

不穏なタイトルとのアンバランスさが気になって、気に入りました気づき

明日から戦争が始まるみたいだ

さっき食べたパンの味が忘れられないや

もう2度と食べられない

かもしれないと知っていたなら

もう少しだけ味わって食べていたのに

 

明日から戦争が始まるみたいだ

さっきなんて言って電話切ったんだっけな

もう2度と会いに行けない

かもしれないと知っていたなら

あと少しだけマシなこと話していたかな?

 

いきなりセンシティブな言葉が飛び出しますが、それに続く歌詞がすごく生活感溢れていて、さりげない内容なのがいいなぁと。

明日から戦争が始まるみたいだ

嫌な仕事の愚痴こぼしてる場合じゃないや

 

とても緊張感のない、なんてことない日常です。

明日から戦争が始まるとは、とても思えませんキョロキョロ


どこか現実味のない浮遊感

明日から戦争が始まるみたいだ
「始まらないでしょ」って安心してたのになあ
安心に寝そべって 暇つぶしに誰かと比べて
どうでもいいことで頭かかえてたのに
曲全体に漂う軽さ、浮遊感の正体は「始まらないでしょ」という謎の安心感でした。
 
どうせ大丈夫だろう。
 
この感覚、すごく現代の日本ぽいなぁと。
日本に限らず、戦争や紛争のない地域の、現代の人たちの感覚なんじゃないかと。
 
戦争じゃなくても、災害でも、いつ何が起こる分からないと頭では理解しながら、どこかで「自分は大丈夫」と思ってる。
 
その緊張感のなさ、危機感のなさが歌われてるんじゃないかと思うのです。

戦争を知らない世代の「戦争」の歌

今ここにある全部
爆弾で粉々になって
失い続ける人生がぼくらを待っていても
身体を張って一つ
死んでも守り抜くよ一つ
それがぼくにとっての君だよ愛してる
今ここにある全部
機関銃でハチノスになって
奪われ続ける人生がぼくらを待っていても
身体を張って一つ
死んでも守り抜くよ一つ
いつまでもずっと一緒だよ愛してる
サビでは戦争というワードが飛び出し、悲惨な未来を想像させる歌詞が続きますが、どこか現実味がない。
 
それはたぶん、戦争を知らない「ぼくら」が想像した未来だからなのかなと。
 
過去に優くんは、明確に書いていないものの、紛争地域の悲惨さに思いを馳せたような歌を書いてます鉛筆
(歌詞を見た私の想像ですが)
 
その歌はもっとヘビーな曲でした。
「明日から戦争が始まるみたいだ」は、意図的に軽やかなメロディにしてる気がします。
 
現代の人たちが想像する「戦争」と、目の前の「現実」とのギャップ。
どこか他人事で呑気なのが、かえってリアルな気がしますニコニコ
 
戦争を体験した世代の、切迫したリアリティがない戦争の歌。世界情勢の不安定さと、それでもなんとなく平穏な日々が続く日常。
 
それこそが、この歌に漂う浮遊感なんだろうなと。

髙橋優の絶妙なバランス感覚


戦争というテーマは重たいし、大切なことだけど敬遠されがちだと思うのですが。
 
優くんはそこのバランスの取り方が絶妙に上手い。

センシティブなタイトルながら、耳障りのいい軽快なメロディ。
 
歌詞もどことなく柔らかさがあるから、どぎつい戦争の歌にはなってない。
だから、重たいテーマが苦手な人でも聴きやすいんじゃないかと電球
 
優くんはこれまで散々重たいテーマを歌にしてきた人なので、この軽やかさは意図したものなんだろうと思うのです。
 
しかもこの曲、ただ明るいだけじゃなく、メロディが心地よい。それ故に、かえって歌詞が刺さるんです。
強く刺してこないけど、刺さる。絶妙なバランス感覚と力加減が天才的だなぁと。
 
昔から優くんの音楽センスはぶっ飛んでると思ってたけど健在でした二重丸
 
最近の曲を聴いてみるのもいいもんだな〜と思った出来事。

ちなみに、インタビューを読んでみたら意図的に明るくしたとかではなさそうです(笑)
でもやっぱり「戦争」をテーマにするのは悩んだみたいキョロキョロ

優くんらしい言葉が並んでて安心しました。やっぱり何年経っても、基本的な考え方とかは好きなんだな〜と。