こんにちは。 

おもち。ですニコニコ


最近、あまりドラマを見ていなかったのですが、久しぶりにハマるドラマに出会いました。


「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。


フジテレビで放送中、先日第3話を迎えました。リアタイしてないので録画で見てるんですが・・・面白い!


元々はドラマの存在も知らなくて、たまたまネットで記事を見つけ、初回放送に間に合いそうだったので急いで予約しました。


菅田くんと神木くんが出ると知って期待してはいたのですが・・・第1話は掴みきれない感覚。ただ、この先に期待できそうな気はしてました。


そして2話を見始めてすぐに、これは面白いぞと。



1984年はパッション溢れる時代

作品の舞台は1984年の渋谷・八分坂。ストリップ劇場などが立ち並ぶ時代で、今よりも雑多で熱気の溢れる空気感に、生きる力を感じました。


ストリップ劇場であるWS劇場で働くダンサーたちは、ストリップという仕事にやりがいや誇りを持っていて、褒められた仕事ではないかもしれないけど、プロとしてステージに立つ姿はかっこよく見えます。


時代設定やストリップ劇場という要素で敬遠するのは勿体ないドラマだなと。


役者が役者を演じる面白さ

元々、劇中劇が好きなんですよね。ドラマや映画という作品の中で、さらに別の作品を演じる。ということは、「演じている」という演技を役者がする訳です。


特に今回はWS劇場の出演者やスタッフたちが役者として舞台に立つという設定なので、演技は素人。演劇人である久部(菅田くん)が演出家として、その素人たちを舞台に立たせるべく奮闘するのです。


本当は演技ができる人たちが、素人臭い演技をしているのが本当に面白くて。


たとえば市原隼人さんは強面で、ぼったくりバーで金を払えない客に対して暴力で脅しをかける、トニー安藤という人物を演じていますが。


強面なのに演技になると、声が細くて小さくて聞こえない(笑)あんなに彼に脅されてビビっていた久部さんが、演技のこととなると「少し声が小さいかな」と、大きな声で注意。


二階堂ふみちゃん演じるリカは、独特の雰囲気を漂わせる魅力的な女性ながら、演技は初心者。棒読み気味のセリフも、演技な訳で。


「演技が下手な演技を、上手い俳優さんたちが演じている」状況がすごく贅沢だなぁと。


口上で魅せる菅田将暉のすごさ

演目である「夏の夜の夢」のあらすじを紹介するシーンがあるんですが、TVerの未公開シーンで公開されてまして。


あらすじを説明してるだけなのに、怖いくらい惹き付けられました。


熱が入って、やや早口になる感じ、途中から芝居がかってくるところ。


菅田くんは、長ゼリフが本当に上手いんです。私の中で、


菅田将暉
神木隆之介
中村倫也


この3人が長ゼリフが上手い俳優なんですが。それぞれ良さは全然違うけど、菅田くんの場合は、絶妙な抑揚と緩急がすごくいいんです。


演技に対する熱量と相まって、やや早口になったり、楽しくなってきて興奮気味になったり。


演劇が大好きでしょうがなく、目の前のことに夢中で、演劇に興味のない人間(ストリップ劇場の人たち)の気持ちがわからない不器用さ。


興奮気味にストーリーを語る久部さんの熱さと、それを興味なそうに聞くWS劇場の人たちの温度差。それに気づいた時の、久部さんの愕然とした表情。


まくし立てるような演技をする菅田将暉は、最強じゃないかと思ってます。演説とかさせたらピカイチじゃないかと。


きっと、菅田くんが詐欺師だったら騙されてそうなので、役者でよかったと安心してます(笑)


ストリップ劇場に未来はあるか

売上低迷でストリップ劇場としての終焉を迎えるWS劇場の救世主として名を挙げたのが久部さんです。


自分の劇団を追われた彼が、自分の夢を叶えるべく、WS劇場をストリップから普通の劇場に変えて、舞台を上演しようと提案。


しかし、巨大な蚊取り線香を置く謎の演出が理解されず、自分のやり方を突き通そうとしてその身を追われた久部さんです。


蚊取り線香は意味がわからないし、「夏の夜の夢」は有名な演目で、同時期に久部さんが所属していた元の劇団でも同じ演目を上映。


加えて役者たちが演技未経験というハードルの高さ。果たしてこの舞台が無事に上演できるのか、お金になるのか、この先の展開が気になって仕方ないです。


1984年という時代設定が逆に新しいドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。古さや暑苦しさがクセになりそうな、良質ドラマの香りがしてます♪