先週の金曜日にFLOWのライブに行ってきた余韻が抜けません。
こんばんは。
おもち。です
4/10(金)に恵比寿リキッドルームで開催された、26TH ANNIVERSARY TOUR "ALL TIME 26" 26曲ライブ。
余韻がすごくて、土日もFLOWのことが頭から離れませんでした。こんなこと久しぶり(笑)
▼ライブの感想はこちらで話してます
このライブの日、実は一人でカラオケに行ってました
その時に歌った「ありがとう」という歌が、久しぶりに歌ったらよすぎて。元々大好きな歌で、時々カラオケで歌ってたんですが、それにしても改めて、よすぎた
ので、歌詞をきちんと紹介したくて、歌詞コラムを書いてみます。
バンドのピンチから生まれた歌
「ありがとう」は2008年にリリースされた曲。当時はまだファンじゃなかったので、何かインタビューとかないかなぁ?と探していたら

めちゃくちゃ古いブログを掘り起こしました。何これどこにあるんだ?いつも見てるホームページとは違うようです。
リンク先の「
★ありがとう」という記事の中に、楽曲制作の話が書いてありました。
3年の時を経てリリース
なんとこの曲、リリースまでに3年かかってるんですね

それだけ時間をかけたのには理由があって、そもそもこの曲が生まれるきっかけはKEIGOさんのケガ。
追突事故に遇い、首を痛めたとかで活動できない期間があったそうです(半年くらいかな?定かではないですが)。
バンドがストップしてしまったその期間にもらった言葉や、支えてくれた人の存在を通じて感じた想いを歌に込めたのが「ありがとう」なんですね。
リリースまでに時間がかかったのは、ライブを通じてどんどん歌詞が変化したり、KOHSHIさんの中でしっくりくる言葉がなかったりしたかららしく。
バンドの活動休止という大ピンチの中で感じた気持ちを忘れたくなくて歌に書き留めたからこそ、歌詞へのこだわりが強かったのかもしれません。
なかなか言えない素直な気持ち
ありがとう 心から いつの日も 感じてる この想いを・・・
時を重ねて 少しでも 僕らは大人になれたかな?
ただひたすらに 自分だけを 信じてやって来たけど
いとも容易く 大切なものを失える未熟さに
嫌気がさして 成す術のないまま 途方に暮れていた
「ありがとう」の歌詞には、普段なかなか言えない、身近な人への感謝の気持ちが散りばめられてます。
家族、恋人、ファン、スタッフさん、メンバー。いろんな人に置き換えられる、いろんな人に矢印が向いている歌だなぁと。
皮肉めいた歌詞が刺さる
ここの歌詞、実は一番刺さるフレーズがあって。
「いとも容易く大切なものを失える未熟さ」って、すごく印象的で。
何かを失う時って、「なくしてしまった」とゆうニュアンスになるのが普通だと思うんですけど
ここではあえて「失える」と、可能動詞にしてるんです。
失いたくて失ってる訳じゃないのに、簡単に大切なものを手放せるほどに未熟であると、批判的な視点で描いているのがすごく刺さるフレーズ。
言われたらとてもキツイ。すごく棘のある言い方がグサッと来て、それが他人じゃなく、自分に向いているところがとても好きな歌詞です。
人生の崖っぷちで感じた温もり
でもどうして 仄暗い夜の
淵に立ってるのにこんなに温かいの?
愛すべき人の 確かな光が今 僕を押し上げてく
ありがとう 心から
こみ上げる気持ちを こらえきれずに
溢れる涙の その中に映るのは 君だったよ
普段は当たり前すぎて気づかないこと。ありがたみ。
バンドが活動できなくなって、苦しかった時期だからこそ感じた、周りの人たちのあったかさ。
人生のどん底かもしれない瞬間なのに、どこか明るい。光が見える。
順調な時には気付けない、誰かの支えのありがたさが見えた瞬間なんだろうなぁ。
「溢れる涙の その中に映るのは君だったよ」って、毎回カラオケで泣いてしまうフレーズ
それが恋人でもファンでも、涙の中に浮かぶその人はきっと、かけがけのない存在で。
そのかけがえのない存在がファンだとしたら、その一人に慣れてるのかなぁっていう幸福感?で、泣いてるのかもしれません。
なんだか毎回、とても刺さるんですよねぇ。
「今」を大切にする、大切さ
止まる事なき 時の中 残された わずかな時間を
今日の命を 僕らはどれくらい 大切に思えるかな?
ただこうして 過ごす毎日を 数えきれない人達の支えの中で
生きている事の 幸せ感じるから なんか本当に嬉しくて
ここも、すごく考えさせられます。時間は留まることがないから。
何をしててもしてなくても、流れていく。その有限の時の中で、残された時間を、命を、どれだけまっとうできるか。
とても難しい命題だけど、「生きている事の幸せ感じるから なんか本当に嬉しくて」って歌詞が、飾り気がなくてとても好き。
素のKOHSHIさんの中から出てきた生の言葉っぽい。
永遠の儚さを
嘆く前にきっとやれる事がある
「今」という瞬間を
先送りにするのはやめたんだよ
永遠なんてものは存在しなくて。そんなものを嘆いてるくらいなら、目の前の「今」を大切にしよう。
遠い未来を見据えて「今」を疎かにするより、この瞬間を大事に抱きしめよう。
それって、すごく大事なことなのに、なかなかできないこと。ついつい先のことに頭が行きがちで、なんとなく日々をこなしてしまうの。
それをやめて「今」をしっかり見つめるって、シンプルだけどすごいこと。一つ覚醒した感じがします

どんな時も独りじゃない
もうどうしようもない!って想いが 遠く行き場を失って
独りベランダに飛び出した
ふと見上げた夜空の 月明かりが優しいよ
いつも見守ってくれていたんだね
ありがとう 心から
こみ上げる気持ちを 今ありのままに
流した涙と その笑顔を もう二度と離さないよ
伝えたいんだ この想いを・・・
どうにもならなくなって、全部嫌になってベランダに飛び出す。
月が出ている。星でもいい。天体って不思議と、そこにいてくれるだけで安心する。
曇りでも雨でもなくて、月が見える日でよかった。
月のように、きっとFLOWの周りでそっと支えてくれてた人たちは、普段はその存在を意識しない。
けれど、苦しい時にそっと手を差し伸べてくれる人。
苦しくて周りが見えなくなった時にこそ、周囲のありがたさに気付く。そんな環境ってすごくあったかい。
涙も笑顔も手放さない。その覚悟が、この歌なんですよね。
大事なものをしっかりと抱きしめて生きる、FLOWの生き様がとても好きなんだなぁと、歌詞を見てて思いました。
温かさ溢れるMV
同じ事務所の吉高由里子さんが出演するMV。生まれ育った家族と、これから作る新しい家族。
そんな、家族が継承されていくような温もりを感じました。
カラオケではこれとは別に、ライブの映像が流れます。これがまた、あったかくて素敵

KEIGOさんが言ってた、どんなに配信でライブを見るのが当たり前になっていく中でも、ファンと一緒につくるこのライブは変わらないって言葉。 すごく嬉しかった。
やっぱり生で受け取るものには、なにものも叶わないんだよ。それだけの価値があるのがライブで、ライブハウスという空間なんだって再認識した気分。
すごくいい映像なので、カラオケに行ったら歌ってみて欲しいです
