◯公開:2014年

◯制作:韓国

◯出演:ハ・ジウォン、チ・チャンウク、

    チュ・ジンモ、ペク・ジニ、

    キム・ソヒョン 他

◯感想:星星星爆笑グッグッグッ



めちゃよかった〜!

おもしろかった〜!

最後の数話は泣けた。

韓国の時代劇って、やっぱりいいグッ




チ・チャンウク目当てで見たいと思いつつ、全51話に怯んでなかなか手を出せなかった。

けど、思い切って見出したらおもしろくて最後まで引き込まれた。

次が気になって止まらないドラマは久々やったわ照れ




高麗の貢女(コンニョ)として元に連れてこられ、皇后となった実在の奇皇后をモデルに描かれたフィクション。




どんな困難にも自分の意志を貫き通す不屈の人。

どこまでも高麗の人を思い、国を問わず民のための政治を目指す。


それなのに…、

命を賭けて戦っても高麗の民でもなく、元の民でもない…。

やりきれなさと悲しさが滲み出てたなぁ。

ハ・ジウォンが美しかった。



タファンに疎んじられ、実の父と母がいることも知らないままのマハ皇子と皇子に恨まれるヤン。

胸が痛かった…。




ひたすらにヤンを求めるタファンがもう切なくて、切なくて。

タファンの行動の全てはヤンのため。




タファンが高麗に流された時の2人は、タファンのヘッポコ振りといい、ラブコメっぽくておもしろかった。



恋しさのあまりヤンのハンカチを盗んで匂いを嗅ぐのに笑ったわ。かわいかった。




最後はヤンとアユ皇子を守るために毒と知りながら飲み続けるなんて…。




誇り高い高麗の王ワン・ユ。

陰でスンニャン(ヤン)を守るために力を尽くしててカッコよかったな。

タファンに「皇后が生きるため」って言われた途端、あっさりと自分の命を差し出す潔さ。

スンニャンへの愛の深さが…。



それにしても、ワン・ユは忙しかったよね〜。

廃位されて復位して、また廃位して。

捕われたり、命を狙われたり、いろいろあり過ぎ爆笑



ワン・ユを慕うヨンビスもよかったわ。

想いを秘めたまま、自分の身の危険も顧みず、ずっとワン・ユを助けるのよ。




サブタイトルに「ふたつの愛」ってあるけど、私が思うに、ヤンが本当に愛したのはタファンではないかと。



ワン・ユの事も愛してたやろうけど、それは王への尊敬の念とか忠誠心の延長からの愛やったと思う照れ

最後は完全に高麗の王として接してたよね。



タファンはヤンとワン・ユとの関係にずっと苦しんでたけど、ヤンを取り合うこの影絵の時の2人かわいかったわ。




タルタルも好き。

ずっとペガンに付き従っててそんなに目立った人物ではなかったけど、話しが進むにつれて存在感発揮キラキラ



皇帝への強い忠誠心の余り、道を誤っていくペガン。

ペガンの政治には、「皇帝と国しかない。民がいない!」と苦渋の決断を下すタルタル。

最後まで考えがよく読めない男やったけど、皇帝への忠誠心は本物やったね。

戦からもし自分が戻らなかったらと、ヤンとのアユ皇子の行く末まで心配して…。




コルタもね、好きやったの。

ヘッポコでヘタレのタファンにいつも振り回されてる忠臣で、いい相棒感があって、2人のやり取りがクスリと笑えて、けっこう好きやったの。

それなのに!

まさかの裏切り者とは!

このドラマで一番のびっくりよ!ガーン




バヤンフトに比べたら、タナシルリは憎たらしかったけど、正々堂々と性格が悪くて(←言い方w)、正直でわかりやすい分、まだかわいげがあった。

やってる事はたいがいやったけどなプンプン



優しくか弱いフリをしてヤンを蹴落す策略を巡らすバヤンフトの性悪さ加減は見てるだけでムキー

悪事が明らかになって、スッキリ。

マハ皇子が亡くなって賜薬を飲まされて、これまたスッキリ。




他にも魅力的な登場人物がいっぱい。


TOKIOの松岡くんに似てるタンギセとか(似てない?)


ケンコバさんに似てる皇太后の侍従とか(写真がなくて残念)


なかなか失脚しないしぶといヨンチョルとか


これまたしぶといヨム・ビョンスとか

他にもたくさん。



しばらく余韻に浸りそう照れ