◯公開:2025年

◯制作:韓国

◯出演:リュ・ジョンヨル、シン・ヒョンビン、

    シン・ミンジェ 他

◯感想:星星


雨の中、一人歩く女の子。

女の子の後をつけるびしょ濡れの男。

どんよりと重い空気で始まる映画。




登場人物はほぼこの3人。


ソン・ミンチャン

町の小さな教会を任されている牧師。

信者の勧誘に熱心に取り組む。

建設中の新しい教会の牧師の座を期待するも後輩に取られる。

浮気調査で妻の裏切りを知り、踏んだり蹴ったり。




クォン・ヤンレ

性犯罪の前科者。




イ・ヨニ

凶悪犯罪課の刑事。

クォンに監禁されていた妹が自殺。

妹を救えなかった自責の念に苦しみ、出所したクォンを監視し続けている。




ある日、信者の少女アヨンの後をつけて教会に入ってきたクォン。

ミンチャンはクォンを勧誘するが、電子足輪に気づく。




そんな折り、ミンチャンに妻から保育園に行っていたヨヌが男に連れ去られたと連絡が入る。




ミンチャンは衝動的にクォンを疑い、後をつける。

が、クォンにバレて揉み合いになり、クォンが崖から落ちる。




救急に連絡しようとしたところに、妻からヨヌが見つかったと連絡が入る。

その時、ミンチャンは雨に濡れた山肌にキリストの顔を見る…。




一方、ヨニはアヨンが行方不明になった事件を担当することに。




ここからあれよあれよと全てを神の啓示と受け取ったミンチャンの尋常でない行動が始まる。

人って何かを思い込むとこんな風になるのかな。

神の啓示を信じて暴走していくミンチャンが怖かった。

ラストシーンの壁のシミをゴシゴシこするミンチャンにゾワっとしたわ。