◯公開:2023年

◯制作:韓国

◯出演:チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、

イム・セミ 他

◯感想:星星星!グッ爆笑



あらすじ鉛筆


1995年。

韓国・中国・日本の麻薬組織を一掃するための捜査が行われていた。




地方警察署の警長パク・ジュンモは、2階級特進を条件に江南の新興勢力「江南連合」に潜入する。




感想ニコニコ


「サムダルリ」からのこのドラマで完全にチ・チャンウクにやられてしまった〜!

この振り幅!最高!




百想芸術大賞では監督が受賞してたけど、チ・チャンウクにも受賞して欲しかった。

ノミネートもされてなかったよね…ショボーン




ウィ・ハジュンも「シスターズ」で見た時より100万倍よかった!




ストーリーはもう回を追うごとに悲しくて、切なさが増していった…。

あのラスト。

結局、誰も幸せになれず…。




それにジュンモの正体がバレたら確実に殺される!

(主人公やから途中で殺される事はないんやけど)

潜入捜査ってなんて危険なの!って

心配でハラハラしっぱなし。




危険に晒されながら必死の捜査を続けるジュンモ。

信頼を勝ち取り、短期間でギチョルの右腕に成り上がっていくが、ギチョルと行動をともにし、様々な危機を乗り越えるうちに、警官としての自分とスンホとして自分との境界が曖昧になっていく。




再建組がギチョルを狙って事務所に乗り込んできたところ。

すんごい乱闘で、返り血を浴びながら戦うジュンモが鳥肌モノのカッコ良さ。

暴力シーンが凄くて「ゔっガーン」ってなるところやけど、チ・チャンウクの鬼気迫るカッコよさ(変な言い方やけど)が勝った。




義家族に冷遇されてるジュンモに唯一、優しく接してくれたのが義母。

その義母の葬儀で、最後のあいさつもできず、見送ることもできず。

涙を流しながら、離れたところでひとり礼をするシーンがもう…悲しくて…。




「イヤやなぁ」と思ったのが、途中から捜査に加ったジュンモの妻ウィジョン。

「余計な事せんでいい!」

これに尽きる。

ウィジョンのせいでジュンモは余計に苦しむし、捜査にのめり込んでいく要因にもなったよね。

それにギチョルもあまりにもかわいそう過ぎた…。




それに比べて、最後までジュンモを想ってたへリョンの女気がカッコよかったわ。

ジュンモの正体を知って自分への気持ちを試すけど、ジュンモの優しさは本物!

イイ男!




ギチョルが一番悲しかった。

ウィジョンとの未来を手にしようとし、ジュンモを信頼し、2人を選んだのに。

最後に残ったその2人に裏切られていたなんて…。




あそこでジュンモはギチョルを撃たなあかんかったんかな…。