○公開:2023年

○制作:韓国

○出演:ソ・イングク、パク・ソダム 他

○感想:星星星


あらすじ鉛筆


就活中の大学生チェ・イジェは、面接に行く途中、自殺を目撃してしまう。

そのショックで面接に失敗。

以降7年間、就職できず、全財産も失い、絶望から自殺する。




死後の世界でイジェの前に現れたのは「死」。

「死」は、地獄に行く前に12回の死を経験する事をイジェに罰として与える。




感想ニコニコ


もうすぐ死ぬ人の体に入って、いろんな死を体験するイジェ。




もうすぐ死ぬとは言え、イジェに体を乗っ取られた人はどうなるん?

って思ってたけど、最終回まで見て、イジェは擬似体験してたって事なんかなと何となく納得。




死を軽んじた事で罰を与えられるイジェやけど、ただただ開き直るだけ。

でも、いろんな人の死を体験し、その中で残された恋人や母親と出会い、少しずつ心情が変化していく。




中盤あたりから登場するイジェのお母さん。

大好きな俳優キム・ミギョンさん!

夫を亡くした後、一人で息子を育て

苦労してもイジェがいるからがんばってこれた母。

その大切な息子を亡くした深い悲しみの中で、一人、自分を責める日々を送る。

もう、お母さんを見てるだけで胸が痛くて辛い…。




前に体験した死の記憶が残ってるっていう設定がおもしろかった。

その記憶を利用して次の人生で大金を手に入れようとしたり、恋人と自分を殺した犯人を追い詰めたり。




イジェに乗り移られた人たちを演じたのは、イ・ドヒョン、キム・ジェウク、チェ・シウォン等々のいろんな俳優さんたちなのも見どころかな。

登場して一瞬で死んだ人もおったけど。

ほんまに一瞬過ぎてびっくり笑。




自殺を目撃したところから始まって、一見バラバラの死が少しずつつながって、一周回って最初に戻ってきたのもおもしろかった。