○公開:2020年

○制作:韓国

○出演:コ・アソン、イ・ソム、パク・ヘス 他

○感想:星星星グッ


あらすじ鉛筆


金泳三大統領によって、グローバル元年と位置付けられた1995年の韓国。




熾烈な学歴社会の韓国では、高卒の女性社員はどんなに能力があっても、お茶汲みや書類整理などの雑用しかさせてもらえず、大卒社員のサポートばかり。




しかし、3ヵ月後のTOEIC試験で600点以上を取れば昇進できる事になり、女性社員たちはステップアップを目指して勉強に励む。




そんな女性社員のひとりジャヨンは、ある日、自社の工場から汚染水が川に流れているのを目撃する。




会社は汚染水調査を行い、住民たちに補償金を支払う。

しかし、調査結果は改ざんされたものだった。




会社の悪事に気づいたジャヨンは、同僚のユナ、ボラムとともに真相を追求する。




感想ニコニコ


実話をベースにした映画だそう。

企業による環境汚染、地域住民の健康や命の切り捨て、隠蔽…とシリアスなテーマを扱ってはいるけど、コメディタッチでおもしろかった〜!




コーヒー10杯を誰よりも早く作れるジャヨンは、生産管理部の縁の下の力持ち。

優れた発想力を持つマーケティング部のユナ。

数学大会の優勝者で数字の天才、会計部のボラム。




それぞれに高いスペックを持ちながらも、高卒と言うだけで仕事に恵まれない。

この3人がそれぞれの特技・能力を発揮しながら、会社の不正を暴こうと奮闘。

けど、上手くいきそうでなかなか上手くいかない笑。




今から約30年前かぁ。

スマホもないし、証拠として会話を録音するのもカセットテープ。

辞書を片手に資料を翻訳したり、いっぱい硬貨を用意して公衆電話から電話してたり。

そんなのも見てておもしろかった!