○公開:2001年
○制作:アメリカ
○出演:アンソニー・ホプキンス、アントン・イェルチン、ミカ・プーレイム 他
○感想:……。
あらすじ
ボビーの元に幼なじみの訃報が届く。
葬儀に参列するため故郷に戻ったボビーは、少年時代を回想する。
11歳のボビーはキャロル、サリーと楽しい毎日を過ごしていた。
ある日、彼と母親が2人で住む家の2階にテッドが下宿人としてやって来た。
テッドは物静かな老人だったが、不思議な力を持っており、そのために謎の男たちから追われていた。
感想
スティーブン・キング原作。
ボビーたちの少年時代は「スタンドバイミー」そのもののとても素敵なもの。
回想はボビーの11歳の誕生日から始まる。
サリーからの「何もないけどさ、誕生日おめでとう」のひと言が素敵。
ボビーとキャロルのファーストキスもキュン。
ボビーの母親がイヤやったなぁ。
ボビーの誕生日プレゼントは買えへんくせに、自分のドレスはいっぱい買ったり。
いつもボビーの事をおざなりにしてて、自分の事ばっかり。
挙げ句の果てにボビーの大切な友人となったテッドの事を密告するし。
ラストでこの母親を許せたボビーは大人過ぎる。
肝心のテッドと謎の男たちについては、「えっ、これで終わり?」って感じ。
ストーリーの盛り上がりがどこかにあるのかと思いながら見てたけど、盛り上がらんまま終わった…。
ひとりの少年が、ひと夏の経験を通して大人の入り口に立つ物語。