○公開:1995年

○制作:アメリカ

○出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ジェームズ・ホイットモア、ボブ・ガントン 他

○感想:{emoji:089.png.星}{emoji:089.png.星}{emoji:089.png.星}爆笑


あらすじ鉛筆


妻とその愛人を射殺したとして逮捕された銀行員アンディ。

無実の罪を被ったまま終身刑となり、ショーシャンク刑務所に送られる。




ショーシャンクでは所長のノートンが権力を振るっており、服役囚同士のケンカや暴力沙汰、刑務官たちの服役囚たちへの暴力が日常となっていた。




そんな環境の中、周囲と距離を取っていたアンディだか、タバコなどの日用品を調達する服役囚のレッドと知り合い、少しずつ交流して行く。




ある日、相続に関する刑務官たちの会話を耳にしたアンディは、節税対策を助言。

やがて、ノートン所長の裏金の管理を任されるようになる。




そうして長い年月が流れ、アンディは冤罪を晴らす重要な証言者と出会う…。




感想ニコニコ


昔、1度見て清々しいラストに感動した記憶がある映画。




そして、今回。

ほとんど内容を覚えてなかった事もあって、再び、引き込まれた。

2時間を超える映画やけど、全然長く感じなかった。




何か大きな出来事があるわけでもなく、わりと淡々としたストーリーで、数十年の時間が流れて行く。

けど、その中で着実にアンディの行動がショーシャンクに変化をもたらせて行く。




仮出所が決まったブルックス。

ひなから育てたカラスと別れて、外の世界へ。


「何もかも速いので驚いている」

「子どもの頃、自動車を1度見たが、今では至る所にある」


50年経てば世界は様変わりしてるし、自分も年老いている。

年老いて一人で新しい世界や環境に身を置くなんて…。恐怖やと思う。


ブルックスの選択は、そうせざるを得なかった悲しさが滲む。




一方、アンディが長い年月の間、過酷な環境におかれても失わなかった「希望」。

一度、希望を失いかけてなお、全てを賭けて行動に出る勇気。

ショーシャンク内の悪事を晒し、自由を手に入れ、夢を叶えたラストはやっぱりいい。