○公開:2022年
○制作:韓国
○出演:キム・ナンギル、イ・ダヒ、チャ・ウヌ、ソジュン 他
○感想:
あらすじ
昔々、全ての存在が調和して共に暮らしていた平穏の地タムラ。
しかし、平穏な時代は長く続かず、神と鬼が混在する混沌が到来した。
悪の力がこの世を飲み込もうとした時、世界の分裂と滅亡を阻止する唯一の救世主ウォンジュがいたが、使命を果たせないまま亡くなった。
この世が再び危機に陥る今、再び救世主となるべく生まれたウォン・ミホ。
果たして彼女の中の「救世主」は目覚め、鬼を封じる事ができるのか…。
感想
うーん。
途中まではおもしろかったのに。
後半からストーリーの進み具合がペースダウンしていまいちよくわからん事も多くて…。
グンタンに元に集まってた貧しそうな人たちは何やったんかな?
結局、グンタンに殺されてたけど。
特に最終回はよくわからんかった。
ヨハンてピアス取ったら強くなるの?
ヨハンて何者?
最後は情炎鬼がわんさか出てきてたけど、情炎鬼って人に取り憑くものかと思ってた…。
それに聖水を込めた銃弾でやっつけられてたけど、人間には倒せないんじゃなかったっけ?
だからこそバンとグンタンが酷い目に遭ったんじゃないの?
最後は、結界が張れてバンもグンタンも消えて、情炎鬼も封じ込められてめでたしめでたし。
かと思ったら、あのエピローグ。
白い布を被った人がまた出てきたけど、結局何者?
白(ペク)って何?
ヨムジって何者?
原作のウェブトゥーンでは続きがあるんやろうけど、「?」が多過ぎてスッキリしない終わり方。
けど!
情炎鬼を狩るために半人半妖にされた残酷な過去を持つバンがよかった。
バンの最期が切ない。
ずーっと一人で情炎鬼と闘いながらウォンジュを待ち続けて、人間らしく生きたかったのにミホを助けるために「もう疲れた」って自分が消える事を選んぶなんて…。
あの切ない演技はさすがキム・ナンギル。
それと救世主であるミホを守るために済州島にやって来たバチカンの司祭ヨハン。
司祭服にスニーカーとピアスでK-POPを聴きながら悪魔祓いをする。
ヨハンも辛く悲しい過去を抱えてて、やっと再会したお兄さんを殺さなければいけなかったなんて。
それにしてもヨハンを演じたチャ・ウヌ。
初めて見たけど、なんてきれいで男前でかわいいの!