○公開:2016年
○制作:アメリカ
○出演:アレクサンダー・スカルスガルド、サミュエル・L・ジャクソン、マーゴット・ロビー 他
○感想:![]()
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あらすじ![]()
1884年。
ベルリン会議で欧米の列強諸国はコンゴの植民地支配について合意。
ベルギー王レオポルド2世は、象牙などの資源が豊富なコンゴ盆地の領有権を得た。
それから5年。
植民地の開拓によって、国王は巨額の負債を抱え込んでいた。
負債を解消するため、国王はレオン・ロムを派遣し、ダイヤモンドを手に入れようとしていた。
ロンドンで妻ジェーンと貴族として暮らすジョン・クレイトン(ターザン)。
ある日、彼にコンゴ視察の依頼が届く。
一度は断るものの、特使ジョージの「コンゴでの奴隷労働の実態を暴きたい」との言葉にコンゴ行きを決める。
しかし、このコンゴ視察はレオン・ロムが仕組んだ策略だった…。
感想![]()
ターザンにレオポルド2世のコンゴ植民地支配、奴隷労働と言った歴史的事実が上手くハマってて、おもしろかった。
ジャングルを自由自在に駆けるターザン。
見ていて気持ちいい!
ターザンと動物たちとの再会シーンはそれぞれによかった。
特にジェーンを助けに行く途中、古き友である象たちとの再会は映像もとてもキレイで感動的。
それだけに、汽車に山積みにされた象牙が運ばれていくシーンはより一層、胸が痛い…。
両親が死んだ後、泣いてる赤ん坊のターザンを母ゴリラが見つけ、他のゴリラから守りながら育てる。
種を超えたゴリラの愛情深さとターザンのゴリラへの愛と信頼にうるってきた。
が、ある部族の成人の儀式で母ゴリラが殺されてしまう。
この事が後のロムの策略に繋がっていくが…。
特使のジョージ・ワシントン・ウィリアムズは、最初に奴隷労働や搾取の事実を掴み、公にした実在の人物だそう。














