◯公開:2016年
◯制作:韓国
◯出演:IU、イ・ジュンギ、カン・ハヌル、
ナム・ジュヒョク、ベクヒョン 他
◯感想:
あらすじ
ある日、コジンは池に落ちた子どもを助けようとして溺れてしまう。
目覚めるとそこは初代皇帝ワン・ゴンが治める高麗時代で、ヘ・スと言う女性の体だった。
コジンはへ・スとして、皇宮で生活することに。
そこで、8人の皇子たちと出会う。
感想
「王宮ロマンティックラブコメディ」なんてコピーがついてるけど、全然違ったわ。
最初の方こそ、イケメン皇子たちがキャピキャピ(古い?)してたり、現代に生きてたへ・スがいろんな騒動を起こして笑いがあったり、ウクとの胸キュンな恋があったりするけど、少しずつ様相が変わっていく。
皇位継承を巡っての兄弟間の争い。
8人の中の誰かが血の君主、第4代高麗王 光宗になると気づいたへ・スは、兄弟で殺し合うことを止めようとするが…。
皇帝って孤独。
策を巡らせて玉座についても皇帝になった途端、その座を奪われはしないかと疑心暗鬼になり怯えたり、大切な人が去っていったり。
誰も運命に逆らう事はできず、
みんなで笑い合えた幸せな時間は一瞬で、決して取り戻す事ができない。
皇帝陛下の言葉
「先の事にとらわれ、今あるものを失うな。」
が物語全体を通して響いた。
ウクもペガもウンもみんな悲しい。
最後に婚姻を利用してへ・スを皇宮から助け出したジョンも切ない恋やったな。
特にワン・ソとへ・スの恋は悲しくて切なかった…。
最後まで孤独なままやったワン・ソ。
夢中になって一気見したけど、落ち着いてもう一度じっくり見たいドラマ。
久々に見たけど、韓国の時代劇ってやっぱりおもしろいですね。