本日8月24日Twitter女系天皇と女性天皇について話題が上り、トレンドに入りました。

 

歴史好きの私にしてみれば、話題にせずにはいられないと思い、ブログを書いています。

 

初めに申して置きます。私は、「右翼」でも「左翼」でも無い、ただの、歴史好きオカマでございます。

 

 

2017年8月3日~2019年9月11日に外務大臣を努めた、現・防衛大臣、河野太郎氏が、昨夜出演したインターネット番組にて、皇位継承について持論を述べました。

 

河野氏は、「女系天皇も含めて、皇位継承の在り方について更に検討して行く必要がある」と述べました。

 

 

天皇家は男系二千年以上続いており、男系が続くなら男系で続けるのが良いと発言しました。

ところが、皇后陛下や秋篠宮妃殿下を拝して、世間では、「男子を産む」というプレッシャーに苛まれ、皇室に嫁ぐ事が難しいのでは無いか、と懸念され続けています。

 

これは、お二方のみならず、上皇后陛下も同様であられた。

継続して行くお家に嫁ぐという事はそう言う事なのです。

 

これは、何も日本だけの話ではありません。イギリス王室とて同じです。

が、SEX文化が違えば、身体の構造も違います。

おおまかな違いは無いと言われるかと思いますが、「考え方」が違います。情熱的に燃え上がるのは日本人には少ない事でしょう。勿論、その「人」によるとは思いますが。

 

日本は、「お家の重責」よりも、「皇位継承者を産む」という「プレッシャー」が重くのしかかってる様に見受けます。

 

その逆で、外国の王室は、「お家の重責」で頭を悩ませています。本望な王子であれば、その将来は危ぶまれますから。

 

 

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この世の中には、後を継ぐのは男系に限られています。それは何故か?

答えは「特に理由は無い」です。

 

驚きでしょう?

 

実は、そうなんです。

 

というよりも、昔からの「ならわし」というか「しきたり」なんです。

 

天皇家の身ならず、お家を継ぐのは「男性」であるとずっと前から決まってい事だったのです。これは、「男尊女卑」という訳ではありません。そもそも、「理由が無いんです」それが「当たり前」だったのです。

特に、天皇家は男系により継承されてきた世界最古の血統であり、これを断絶させることは許されません。

なので、政治家の皆さんはずっと前から検討し、会議を続けているんです。

 

 

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とある議員は【戦後に皇籍を外れた旧宮家の男系男子を皇族に復帰させる案】を主張しています。しかし、河野氏は、

 

「旧宮家が今の天皇家から1400年代頃に分かれた。600年間、旧宮家で男系が続いている保証はない」

 

と指摘。

 

「万が一、旧宮家の男系男子のDNAを検査して、天皇家と繋がっていないという話になったらどうするか。どうも出来ません。600年前の旧宮家の流れを汲む方を元に戻して、本当に国民に受け入れられるかは議論がいる」

 

とも持論しており、私は心外に感じました。

 

元はと言えば、昭和20年(1945)GHQの指令により、皇室の財産が国庫に帰属させられる事になり、従来の規模の皇室を維持できなくなった事が要因でした。

 

その、維持できなくなった宮家は次の通りです、

室町・南北朝時代の天皇・崇光天皇の血統を受け継ぐ宮家

・伏見宮

・山階宮

・北白川宮

・梨本宮

・久邇宮

・賀陽宮

・東伏見宮

・竹田宮

・朝香宮

・東久邇宮

 

113代天皇・東山天皇第6皇子

・閑院宮

 

計:11宮家

 

当時、昭和天皇や一部の皇族から激しい抵抗がありました。

 

特に宮家に含まれている・久邇宮は香淳皇后の実家であり、更に昭和天皇の第一皇女成子内親王の嫁ぎ先である東久邇宮家などの一部の宮家に関しては皇室に残す案も出た。

 

しかし、最終的には、昭和天皇の実弟である秩父宮・高松宮・三笠宮の3家のみを残し、伏見宮系の11宮家は昭和22年(1947)に皇籍離脱させられる事となった。

 

現在

・山階宮

・北白川宮

・梨本宮

・閑院宮

・東伏見宮

の5宮は断絶してしまいました。

 

現在残っている、6宮は現在小数ではありますが、男系子孫は残っています。

 

私的な考えを申し上げます。

 

・今上天皇に、現在残っている伏見宮系宮家の相応しい男子を養子として迎え、愛子内親王殿下に婿を取らせる。

・悠仁親王が成人し、万が一その男系に娘しかいなかったら、その娘を迎えて婚姻をする。

 

自由な恋愛を良しとする昨今では、考えられず、苦しめられてしまうかもしれませんが、二千年以上続く天皇家において、自由な恋愛は慎むべきかと思います。

 

 

本来、皇室典範においては、次の通り記されています:

第9条 「天皇及び皇族は、養子をすることはできない」

第15条 「皇族で皇籍を離脱した者は、皇族に復することはない」

 

しかし、皇室典範の改正が行われた事例(退位特例法)を用い、現来の皇室典範を覆す事例を取り入れるという法案を議会で提出すれば、事は安寧に進むと私は思います。

 

もちろん、容易には出来ません。

 

そうすれば、「なんでもよくなり」ますよね。バカな議員や金にしか目が無い議員が、法案の改正に乗り出し、悪行を重ねる危険性もありますから、留意しなければなりませんね。

 

 

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現在の皇室典範では、天皇になれるのは父方に天皇の血を引く「男系」の男性のみです。父方に天皇を持つ女性天皇は歴史上実在しましたが、母方だけに天皇の血を引く女系天皇はいままでに例がありませんでした。

 

私は、女系天皇反対です。

 

女性蔑視という訳ではありません。ただ、二千年以上続いた、天皇家が、このまま血統の意味も無く、象徴としてしか存続し得なくなる事が、恐怖なのです。

 

GHQのせいで、象徴という位置に降格させられ、天皇を敬う気持ちが薄れてしまっています。

無論、色々と調べていくうちに、「天皇陛下 万歳」と言って、攻撃してくる日本軍、そして、「天皇陛下 万歳」と言って身を投げ出す姿、異様に捉えられ、恐れられる存在となるのは分からなくもありません。

 

ですが、だからと言って、救いのよすがを消し去るのは違うと思うのです。

 

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以上が、私の考える女系天皇と女性天皇です。

 

自己満足で、私の考えを論じてみました。

 

これは、長きに渡る問題です。万が一、新たな問題が皇室内で起こらないとも限りません。

新型コロナウィルスで埋もれてしまうニュースに、皆様は耳を傾けるべきだと思います。

 

難しいですし、頭を悩ませたくないとは思いますが、どうぞ、目を反らさず、一度、見つめてみてください。