よろづやRanの新たな挑戦

軽トラ積載の秘密基地をDIY part9


 

 


 この話は


 

アウトドアとDIYが好きな私

今までのキャンプスタイルを変え

もっと気軽に快適にアウトドアを…

 

そんな事を夢見て

軽トラックの荷台の上に秘密基地をDIYする話………

 

やろうと思ったきっかけは

こちを参照下さい↓



素人のDIYで長い期間がかかりますが

気長にお付き合い下さい

 


 前回の話は



納車となった軽トラ

長時間の運転は楽じゃない事から軽トラのカスタムで運転を楽にした


前回記事はこちら↓


その後も

軽トラは少しづつカスタムしてます


猛暑の中 夏祭り行事の役や娘の帰省もありなかなか進みませんでしたが

今回漸く進展しました



 今回の話は



とにかく設計

これが終わらないと進まない

頭の中の構想を3D CADで図面化します


快適に過ごせる為のアイディアを入れつつ出来るだけ加工は楽にする為にと時間をかけましたが猛暑と相まって頭の中はオーバーヒート気味に…💦




 装備品を先に購入



大まかなレイアウト構想までは終わり

装備したいものは決まっている

でも実物が無いと取付寸法がわからん


設計するのにも困る

どうせ買うのなら安い時にと装備品を先に購入する事にした



購入品は

・ポータブル電源(購入済み)

・ポータブル冷蔵庫

・家庭用ウインドエアコン(冷暖房)

・電子レンジ

・テレビ

・換気扇

・キャンピングカー用の窓





ポータブル電源



エアコン稼働を考えて大容量タイプを

エコフローデルタ2Maxとエクストラバッテリー購入


実物をみて予想外だったのがケーブル接続での取り回しが悪い



エクストラバッテリーとポータブル電源を横に並べての接続ではケーブルの取り回しが悪くスペースを使う為 ソファーの下に収納がキツキツ


この1mのケーブル付属しているけど


これって無駄な曲げ

横出しのケーブルはないか調べた



横出しタイプのケーブルあったけど

長さが50cm



うーん

70cm以上ないとダメか


横出しで1mのが欲しい


仕方ない

ソファー下のスペースを設計で確保する事にする




ポータブル冷蔵庫



選定にあたって

・キャンプの経験から30L以上は欲しい

     20Lだと少し足りない

・冷蔵と冷凍が出来る2室制御

    氷やアイスも保管出来ると夏には良い

・軽い

    積載重量が限られているので重要

・静か

   うるさくて眠れないじゃ困る

・内蔵バッテリーは無くても良いか

    あれば良いけどポータブル電源使うし



選んだポータブルクーラー


ICECO APL35


35Lの2室タイプ

アルミ製で14.5kgと軽量


限定のブラックタイプにも惹かれたけど明るいシルバー色にしました



温度は独立制御

-20℃まで下げられ

アイスの保管もOK


2Lのペットボトル立てる事が出来た

扉はおさえなくても止まる👍 ̖́-︎




信頼の5年保証のコンプレッサーで

作動音は35db


ソファー下に納めたかったがソファーの高さが40cmより高くなる

とは言えポータブル冷蔵庫のサイズを小さくしたくなくて悩んだが


結局

このポータブル冷蔵庫を置く位置を考えて設計する事にした




家庭用ウインドエアコン



室外機不要で取付しやすい

でもウインドエアコンってあまり選択肢が無いですね


コロナの冷暖房兼用を選択

極寒時の暖房はFFヒーターが必要かもしれません





実物を見たら吹き出しが右端だった

効率良く冷却する為に最初に設計したレイアウトと左右逆にする必要があり設計の大幅に変更となった💦


作動確認の為に部屋の窓に取付てみる


作動音が大きめなのが気になったが冷却能力は十分だった


ポータブル電源で稼働させソーラーパネルで充電させれば問題ない




電子レンジ



ガスコンロを使おうと思ってたけど高気密高断熱で作る狭い空間の秘密基地


火気を使う場合は窓を開ける等の換気が必要となる事から気軽に使える電子レンジを装備する事にする



選定にあたって

・なるべく安く1万円台

    オーブン機能はいらない

・フラットテーブル

   移動中にターンテーブルは暴れる

・扉は縦開き
・ヘルツフリー
  西日本のRVパークで60Hzの外部電源を使うかもしれない…近い所で富山は60hzだった様な

選んだのは
 comfee 17L


もっと小さく軽いと良いけどフラットテーブルで縦開きの小さいのが見当たらなかった



やはりブラック好き

白でなくブラック選びました



電子レンジは棚に固定し移動時もズレない様に設計する事にする


秘密基地にはタープを張れる様にしてキャンプ用に持ってるガスバーナーはタープ下で使おうと目論んでます



テレビ



あったら良いなとテレビを導入

もはや部屋となっちゃいそうです


・コンパクトサイズ

・なるべく安く 2万円台

・スマホ連携 ネット対応

・壁掛け対応可能


選んだのはハイセンスの24インチ

ワイヤレスで音を飛ばせるのがイイ





テレビは壁にかけてしっかり固定

自由に移動出来る様にと設計する事に




換気扇



高気密高断熱の小さな部屋なので

吸排気の換気扇を取付ける事にする


エアコンでせっかく冷やした冷気を無駄にしない様に熱交換式を選択


パナソニックの熱交換式を導入


シェルを使ってる人のネットをみるとバンクベッドの所が湿気やすいとの事

そこに設置する様に設計する事にする




キャンピングカー用の窓



住宅用のアルミサッシはガラスで重い事からキャンピングカー用の窓を導入


・幅広い窓

    外の景色を眺めたい

・アクリル2重窓

    断熱性と結露防止を考えて

・ポップアップ式

   雨天時でも開けられる

・網戸とスクリーン付き

    後付けしなくても良いのは助かる


実は

この窓の導入でトラブルが続いた💦



選んだ窓


側面のテーブル部分


ここは二人で食事やくつろぐ空間なので広い窓からゆっくり景色をみたい


1度目のトラブル

幅広の90cmの窓を注文したが待っても待っても来ない結局メーカー側からキャンセルが入りました


2度目のトラブル

サイズを変えて別メーカー品を選びなおして注文したけと

到着した窓は割れていて使えない 

(中国品はお粗末な梱包でした)


キャンセル処理をしたら中国に返却する伝票が出てここに送ってと唖然となる💦

Amazonのサポートセンターに連絡して送り返さなくても良くなりました


粗大ゴミとなる窓はもったいないので別に利用したいと思ってます


3回目でやっとまともなものに

サイズが少し小さくなるけど別のものを注文する事にした

これが五千円台とめちゃくちゃ安くて到着するまで不安だった


結果 一番梱包がしっかりしていて物も良かった為 バンク用にもう一つリピート


お買い得でした




バンクベッドの前方部分の窓




取説無しで全く取付け方がわからず唖然とした窓💦


あれこれ考えて

スペーサーを作り取付ける事にする


スペーサーを作るのは面倒だけど壁厚が合わないので仕方ない



軽トラのリアウインドの対面部分の窓


ここはポップアップでなくスライド窓

網戸は付いているがシェードは無い


アクリルで無くガラス1重窓です

スライドのアクリル2重窓は無かった


この窓も到着した時点で割れがあり

返品対応で中国に返品してとラベルが出てサポートセンターと相談…


返品でなく新品を送る事で解決した




ここに窓を付けるのは

軽トラのリアウインドを開けられる様にして走行中に車のエアコンの冷気をシェルの中に入れたいと思ってます


後で付けたいと思っても大変になる




ドア部分の窓


ここもスライド式の窓を使う事にする


網戸付きで上にスライド

現物をみたら厚さ60mmの壁に付けるものだった為 厚さ30mmもドアに取付けるには細工が必要となった



トラブル続いたが漸く揃った窓の寸法を測る事が出来たのでこれで設計が出来る




 3D CADで設計



無料の3D CAD 

SketchUp Freeも慣れて来た



ただ

パソコンの問題なのか

たまに真っ黒画面になり焦る💦




快適に過ごせる様にと
あれやこれやと最初の構想から大きく変わった秘密基地はキャンピングカーに変化する事になった

最初の図面




完成した図面


キャンピングカーらしくなった




・骨格はアルミフレーム

・外壁はアルミ複合板

・幅広にし移住性を向上

・エアコンの吹き出し口の関係から

   左右反対にレイアウト変更

・屋根に200W×3のソーラーパネル

・外側から開く収納BOXを設置

・ソファーをベッド展開し1名就寝

・バンク ベッド展開で1名就寝

・雨天を考え玄関を付けた



設計で注意した事


1.外壁に使う3mmアルミ複合板はアルミ板に発泡樹脂をサンドしたもので看板に使われるもので芯材が発泡樹脂のため断熱性はあるが薄いので断熱材は必要


柱にアルミフレームを使うと木材と比べて腐らず軽量化出来るメリットがあるが熱を伝えやすいデメリットがある

柱から内側に熱を伝えない様に2重の断熱構造とする



こんな感じにする


①外壁のアルミ複合板 3mm

②アルミフレーム

③外側断熱材 30mm

④内側断熱材 25mm

(ここでアルミフレームを断熱)

⑤内壁 5mm



壁厚のトータルは63mm


断熱はバッチリのはず



2.外壁のアルミ複合板の販売サイズに合わせ出来るだけカットが少なくすむ様に設計する


3.バンク部分に使うアルミフレームはサイズアップして強度を出す事にした




骨格のアルミフレームのサイズが決まったので次のステップへ進む


ミスミのアルミフレーム用の無料CAD FRAMSを使い設計します


このCADも初めてだが使いやすい

アルミフレームを選びサイズを入力して組むと接続するジョイントも組んでくれる


部品の漏れも無く誤った組み方をするとエラーが出るので間違わない




重量計算や強度計算

購入金額まで表示されて便利です


使う部品によって価格も大きく変わるので注意しながら設計する


誤って選択すると

塵も積もれば山となるの如く

諭吉(古いw) が 沢山飛びます💦


FRAMSで製図が完成した後は

サイズに切断したアルミフレームと使用部品を部品表に展開し見積もりして注文


発注時に納期割引を選択すると

かなり安くなるのでオススメです

(ただし10日ほど納期が伸びます)


私は当然 納期割引を使ったので到着までしばらく待つことになり 


とりあえずは一段落デス


(^^)ラン