最近、日本で活躍中の若手ライターさんの記事をたくさん読むけれど、人に読んでもらえる文章というのはやっぱりなんか全然違う。こう、捻りが効いていて、すらすら~と読めちゃって、かつ印象に残る。

 

料理でいえば、私の文章は、テキトーに塩コショウふるってケチャップどばっとかけて作ったナポリタンとか炊飯器に野菜とコンソメぶっこんで蒸したスープである(私がまさに作って食べてるものだから、文章と生活は比例するんやなあと関心)。

 

任期のライターさんの文章は、何時間もかけて豚骨からだしとって、麺を練って、一日付け置きした煮卵とか入れられたラーメンとか、蜂蜜とかひき肉とか入れられてる何時間も煮込んで一日寝かせたカレー(誰とは言わないけどかつて作ってくれた人がいて、私は未だその味を忘れられないでいる)。

 

だから、そんな印象的で捻りのきいた文章を書くライターさんは料理もうまい、と勝手に想像している。

 

他人と自分を比べるもんじゃない。敵は自分自身。

と、かつて誰かに言われたのを今日唐突に想い出したので、もう比べるのはやめようっと。あんまり比べると落ち込んじゃうだけやし!

 

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今日は、放課後に念願の

『風の谷のナウシカ』上映会をした。

生徒約80~100人、先生5~6人が来てくれた。ありがたかった。来てくれた生徒がすごい楽しみそうに待ってるのを見てるのが楽しかった。 


日本の誇りであるアニメーション映画を生徒たちに見せたかったという私の超一方的な想いから生まれた上映会だったのだが、これがまあ、大変だった…ほんっとに。

 

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・プロジェクターがあるはずのところにない。

→何とかして他の人に借りることに成功。学校中走り回ったおかげで、映画上映の広報にもなったのでまあいいとしよ(ポジティブ)。

 

・プロジェクターとDVD再生アプリの相性が悪くて再生できずあたふた。

→HDDのデータで代用する方法に賭けるしかなかったので、それを取りに行くために学校から自宅までダッシュ。炎天下ダッシュ。したたる汗。

 

いつもの調子で真昼間からビール飲んでた同僚に「ぴょん、セコモォ(意味は前記事参照)」って挨拶の握手求められるし、私の形相を気にも留めず話し始めるし…

「ちょ、今、急いでんねん!」

――とフランス語でなんて言うのだろうか?と思いながら日本語がぽろり。

 

…とにかく、HDDに後輩隊員からもらったフランス語版ナウシカが無事再生できたので助かった。

ネットでわざわざ購入して、母にカメルーンまで郵送してもらったDVDの出番が無くなったのは少し切ないけど、まあ結果オーライ(ポジティブ)。

 

・アンケート用紙が足りない。

→これは、「50人来たらいい方やろ」軽視していた自分が悪い。開場が始まってから、押し寄せる生徒の波に焦り、後100枚は刷った。全部なくなった。

ただ上映中出入りが激しく、誰に渡して誰に渡していないのか全くわけわからなくなったので人数不詳…。アンケート自体は50枚くらい集まったけど人はもっといた。絶対いた。

 

まあ、でも、とりあえず、

ポジティブになんとかやってきたんです。

生徒の何人かは全部見た後に、「めっちゃよかった。」「ありがとーぴょん先生」と言って出て行ってくれたし、同僚も何人か忙しい中顔を出してくれたし。

 

さて、無事終わったし帰ってゆっくりしよ…反省は今度元気なときにやろ。って思ったところに最後のとどめ。痛かったなあ。

 

「ちょっと、長い映画やね」

ぐさ。

眠い時間やったから余計眠かったわ」

ぐさぐさ。

「時間分けてとか、映画紹介の時間つくったりとか考えんかったの?」

うぐっっっ(吐血) 


私が気にしていた反省点をことごとく突いてくる…的確…あまりにも的確…。

そんな言葉が、そんなタイミングで(ていうか終わった直後に)いっちばん大好きな同僚のリミスさんとエバレさんから飛んでくるのだからオドロキ。

何をどう答えればいいのかわからずコンクリートを見つめたままOuiと言うしかできなかった。

 

うん、たしかに、ナウシカが腐海の地下に落ちて瘴気がないことに気付く中盤らへん(ナウシカ知らん人ごめんなさい)結構な数の生徒が寝てたし、同僚も定期的にうとうとしてた。

 

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人の出入りも激しいし、昼下がりで暑いし、携帯鳴るし、後ろの方で生徒数人音楽聞き始めるし――日本のシアターとは大違いの環境で、生徒も2時間弱拘束されてしんどいかなあとは途中で薄々感じたけれど。眠そうやなあと思ったけれど。

 

けれども、今言うそれ?

 と思った私はいつになく無愛想になってしまい、気持ちを伝える気にもなれず、何の言葉も浮かんでこなかった。


「もうその話やめてくれる」と私が絞り出した言葉に対して、必死に話題を変えるリミスさんがなんだか不自然で面白かったが、心は沈んだままだった。

 

多分弱っちくて単純な私は、

「頑張ったやん」って

言ってほしかっただけなんだろ。

 

不幸にも誰からも「頑張ったやん」が無かったので、自分で自分を「頑張ったやん」と激励するしかなかった私は、家に帰って冷蔵庫にある野菜を片っ端から切って、フライパンにぶちこんで、塩コショウして、麺とケチャップを絡めてナポリタンを作って食べた。ほんまむかつく。とぼやきながら。

 

すると少し、息をついて、まあええか。と思えた。

 

そして昔、途中まで読んで放置していた『宇宙兄弟』を読み返すことにした。

 

ムッタが酔っぱらいながら言っていた言葉にも激励されたので、また明日から頑張る。明日からね。明日から。いや、明後日からかな。

 

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『宇宙兄弟』には、協力隊を応援するワードがいっぱい。

 

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夢中で読んでるうちに、今日のモヤモヤを忘れることができた。

 

そう、

 

今日の私は、

ナポリタンと漫画に救われたのだった。


ハッピーエンド

完。