大騒ぎした夫の救急車事件から早一カ月。
たくさんのご心配をいただきましたが、おかげさまで
夫は、毎日普通に元気に会社に通っております
「元気になった?」とか「もう大丈夫?」 などとお声をかけてもいただきますが・・・
以前にもお伝えした通り、実は夫の頭の中の奇形血管部分はなにも変わってはおりません。
その後、大学病院でかなり高名な脳外科医の見解を仰いだのですが
結局、今はなにもできない・・・・というのは
何かアクションをおこしたとたん、
最悪の事態が怒ってしまうリスクのほうが大きく・・・・
頭痛さえ起らなければ、「普通」でいられる今の状態のまま
今後の対処方法を模索している…といった状態です。
まさに「爆弾をかかえた」状態のまま、
日々生活をしているわけで
万が一、病巣部分が怒ってしまえば
命にもかかわる一大事です。
このところ、
毎朝、いってらっしゃいをするときに
もしかしたら・・・これが元気な姿を見る最後かも。
なんて思いがよぎり
夫に対してすごく優しい気持ちになる私です。
縁起でもないですか?
でもね・・考えてみれば私たちみんな
「これが最後の・・・」っていう危険(?)はかかえているわけで
そう考えれば、喧嘩したりいがみ合ったりしている場合じゃあないんですよね。
もちろんそれは夫婦間だけに限らず、
人と人すべてのつながりにとって。
すべては無常・・・・
無情ではないですよ。 無常・・・・はかないこの一瞬一瞬を
本気で大切にしたいと考えるようになりました。
有り難うございます。
今がとても幸せな私です。