さてさて、湿邪のお話のときに「お風呂では湯船につかりましょうね」と書きましたが、
改めまして、本日は入浴効用のお話。
お風呂といえば、先日オットと二人で「テルマエ・ロマエ」を観にゆきました
なんと、映画料金が「夫婦の片方が50歳すぎていれば二人で2000円」!!
やったーーーー1800円が1000円になるわけ??!!すごい。
・・・って、また脱線しちゃった
で、この映画
「古代ローマの浴場設計士が、現代日本(とはいってもかなりの下町)にタイムスリップし、現代日本のお風呂のあれこれを古代ローマに取り入れていくという内容。
「漫画大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞」を受賞した話題のコミックだけあって、とても楽しかったですよ。
古代ローマ人役を顔が濃い(?)日本人がやっているのだけど違和感なくびっくりしました。
日本人もかなりの湯船好きと言われますが、ほんとに古代ローマ人もこんなにお風呂好きだったのかな~?
・・・・と、私も温泉にでも行きたい気分になりましたが、
普段といえば
仕事中のスポーツクラブではまずシャワーだし
家でも、ついついお湯をためずにシャワーだけになりがちな今日この頃。
暑くなってくると、どうしてもね。
シャワーだと簡単だし、湯船のようにお湯が覚めちゃう心配がないから
誰がいつ入ってもいいし・・・・ね。
でもでも、シャワーでははたせない
入浴には、医学的に証明されている様々な効果があります。
それがこの3つ。
温熱作用
お湯につかれば当然カラダは温まります。この温熱作用の効果は血管が広がり血流がよくなります。
それによって体内の老廃物や疲労物質の除去がなされ、コリがほぐれ疲れが取れるというわけ。
また、内臓も温まることにより働きがよくなり、特に腎機能のアップによって利尿作用が高まります。細胞の活性化、それによる免疫力のアップ、自律神経のコントロールにも効果あり!!
水圧作用
お水の中での水圧は、小さな湯船の中でもちゃんとカラダは受けています。この圧力は実にウエストが3~6センチも細くなるほど!
この圧力は、血液の循環を促進して心臓の働きを活発にします。
また、腹部にかかる圧力で横隔膜を押し上げ呼吸の回数が増えます。湯船につかると、ちょっと心臓はドキドキしますよね。でもこれによって心肺機能が高まっているんです。
浮力作用
おしりは底についていても、プールや海でぷかぷかと浮いているのと同じ、浮力が湯船につかれば生まれます。
湯船につかると体重は約9分の1程度になり、普段自分を支えている筋肉や関節はひとやすみ。
カラダの負担がなくなり、文字通りリラックスできるのはこのためです。
むくみにくく余分な脂肪もつきにくいカラダをつくり、さらに心もカラダも元気になる
毎日の入浴習慣。
せっかくの日本の文化ですし、ぜひぜひ実践しましょうよ