昨夜から、流行にのっとってインフルエンザに罹患した三女ですが
先週末、「ヤングアメリカンズ・ジャパンツアー 」に参加してきました。
インターナショナル・ミュージックアウトリーチと呼ばれるワークショップ。
アメリカの若者50人と、受講生(小学生から高校生)200名近くが
3日間で20曲以上の歌やダンスを学び
最終日の夜には1時間のショーを作り上げていくというプログラムです。
去年、初めてその存在を知り、今回二回目の参加です。
あまり目立つことが好きではない三女。
一度目は及び腰だったのですが
とても楽しかったみたいで今回は自ら行きたい!!と志願しました。
私は、前回は仕事のため3日間のワークショップの見学がほとんどできず
ショーだけを観たのですが(それもかなり感動したのですが)
今回は1日目から見学してみました
とにかく、会場は最初からテンションが高く
大声で飛び交う英語と日本語と、
そこに、笑顔と歌とステップがあふれているような
そんな感じ。
たどたどしい日本語でアメリカの若者が
「イーイ??イマカラオドッテミルカラミテテネ!!」
と言うが早いが、素敵にステップを踏み始めます。
子供たちが、一気にその舞台に引き込まれていくのがわかります。
そして
「ミンナモコレヲオドルヨーー!!ヤッテミテ!!」
「セーーーノーーー!!!♪」
今見たばかり。何も知らないステップ。
でも、子供たちは物おじしないでやってみてる!!
(かっこつけたい年齢の反抗期まっさかりであろう皆様も!! )
「ココハコウヤルヨーーーワカッタア???」
「セーーーノーーー!!!♪」
出来なかったことを、「できていない」と認識させるのではなく
「こうやればいいんだよ」と指導される子供たちは
楽しく、うれしく、何度も何度も繰り返しステップを踏んで
すっかりそれを自分のものにしていきます。
・・・・・すごい。
「スゴーーーイ!!ミンナジョーーーージューーー!!!♪」
たくさんの歌、そして踊り。ステージの展開までもが
すべてこの調子で進められていきます。
完璧な見本。
観察。
修正。
確認。
そして、ポジティブフィードバック。
褒めてのばす。
褒めて引き出す。
否定系を使わない、指導の理想ですね。
歌やダンスを習っていない子がほとんどの参加者たち。
本当に楽しそうに、そしてうれしそうに、
ショーを作り上げていくさまは圧巻でした。
あまり、何事にも熱くならない三女が
ショーの後、
「ちょっと泣いてもいーい?」
と、涙をこぼして声をあげて泣きました。
それはもちろん・・・・
悲しい涙でも、悔し涙でもなく
自分で自分をほめてあげた涙だったように思います。