私の仕事の場であるスポーツクラブや各お教室は
地震のあとからほとんどが休館になっています。
(そのおかげで普段あんまりパソコンの前に座る時間のない私もブログ更新がまめ )
実際に建物の損傷が激しく復興のメドが立たないひとつのクラブを除いては
節電のため、それから余震や停電の際の会員の皆様の安全を考えての休館です。
この地震によって
家に帰れないくらいに忙しくなってしまったお仕事の方もいらっしゃれば
・・・・お医者様や、東電の方や、報道関係の方、流通関係など。。。本当にごくろうさまです。
反対に私のように
直接ライフラインにかかわらない仕事をしている方は
暇になってしまって
実際、死活問題にもなってきますね。
でもしかたないですよね。
自然が相手の緊急事態なのですから。
着るものがあって、満足に食事ができて、そして住むところがある。
そう・・・衣食住が満たされてそして健康であればこそできること。
そんなことが緊急事態に後回しになるのは当たり前です。
被災者ではない私たちができること。
それは 「普段の生活」 をすることでしょうか?
電力をはじめとするエネルギーを無駄遣いしないことではないですか?
いくつもの大学で卒業式が中止になるのも
コンサートやスポーツの試合が中止になるのも
日本全国で、「追悼の意を・・・・ 」 といっているわけではないと思うのです。
もちろん、お祝い事やお祭りなどの気分にならないのは
当たり前のような気はしますが・・・・
そんな中 ・・・・・
今日、プロ野球の開幕が決定しましたね。
「野球をお見せすることが野球人としての責務」とか言って。
どういう責務なんでしょう?
電力が足りなくて計画停電を実施する中
どうして東京ドームでのナイターが許されるのでしょうか??
緊急事態なのです
未曾有の大天災。
そして原発爆発の恐怖。
関東以北の電力事情の悪化・・・・・
たとえ今は被災地でなくても
私たちは、絶対に目をそむけずに
きちんと立ち向かっていかなければならないと思うのです。
今までの生活が
どれだけ贅沢で便利に溢れすぎていたのか
今ここで考え直す時なのではないでしょうか?
今までと何も変わらなかったかのように
普段通りの生活をすることが
日本を明るく元気にしていくなんて考えるとしたら・・・・
それは間違っていると思います。
気持ちを暗くしろ・・・と言っているのではありません。
むしろ明るい未来を考えるからこそ
被災者の皆様の安住を考えるからこそ
今私たちは考え直さなければならないと 思うのです。