先週の金曜日。
大地震の起こったその時、
私は確かに聞いたのです。
代行先のスポーツクラブでレッスンを終え、帰り支度をしていたそのとき
ぐらんとゆれた。
地震がきたらドアや窓を開けて逃げ道を確保して!!という避難訓練の大原則に従って
大きくドアを開けた時
んんんのおおおおおおおおお・・・・・・・・
ぐのおおおおおおおおおおお・・・・・・・・・
という、低く太い地の底からの声のような音。
それにともなって揺れは大きくなっていきました。
今まで聞いたことのない 音 でした。
苦しい
辛い
そして悲しい 音 でした。
あの日から、私たちの日常は一変し
連日、被災地のすさまじい映像が流れます。
津波によってすべてを飲み込まれてしまった地域は皆様もご存じのとおりですが
海の上に土を運び
人が住むところにしてしまった地域では
地面から海水がしみだして家が傾き泥水に支配されそうです。
原子力発電所は爆発をおこして
有害物質をまき散らしはじめました。
すべては私たち人間のしたこと。
誰を
何を
責められるというのでしょう。
住宅のオール電化。
綺麗な夜間ライトアップ。
ショッピングセンターや娯楽施設の元旦営業。
二分ごとにやってくる山手線。
新幹線のダイヤでさえも数分に一回。
本当に必要なことだったのでしょうか??
私の聞いたあの 音 は
地球が泣いた 声 だったのかもしれません。
石原都知事が問題発言をして
謝罪をしておられましたけれど
・・・確かに今言うべきことではないと思うし
実際に被害にあわれた方々にとってみれば聞きたくない発言だとおもうけれど
「これは 天罰 ですよ」
それにはうなずける部分もあると思います。
私たち人間が、みんなで受けるはずの 天罰。
地球が泣きながら、
もう限界なんだよ!!
と、訴えてきたように思うのです。
地球を怒らせてしまったのは私たち人間です。