昨日の地震で、被災された皆様に・・・・
心よりお見舞い申し上げます。
いまだに余震が続く中、
お勤め先からまだ帰宅できないでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身も生まれて初めての大地震の経験でした。
昨日は、いつものレギュラーレッスンがたまたま休みで
(ここに行っていたら、たぶんまだ帰宅できていません )
代行レッスンで車で30分ほどのスポーツクラブでレッスンを終え
まさに帰路に着こうとしたその時
ぐらんぐらんと揺れ始めたのでした。
20時間ほどのシケの船旅を経験したことがあるのですが
そのときに感じた、まさにカラダが漂う感じの
足元がおぼつかなくなり、つかまっていても頭がゆれるような
船酔いを思い出す揺れ方でした。
しかも長い
コーチ室内は騒然となり、
ロッカーは口を開き
机の上の物は散乱し
そして、ものすごい勢いで水が天井から滴り落ちてきたのでした。
そのクラブのプールは二階にあり、どうも水漏れはそこからのようです。
そのあと、車で帰宅途中も
車内でものすごい揺れを感じて
本当に怖かった・・・
逃げるところが、ない。
この揺れから、逃れる術がない。
途方に暮れるというのはこういうことをいうのでしょうか?
家にはたまたま出かけずに家にいた次女。
そしてこれもたまたま頭痛のために家にいた母。
学校から集団下校した三女。
そして次女にしがみつく REOくん。
とにもかくにもとりあえずの安否確認にほっとしたもつかの間。
〇〇ちゃんのうちはおかあさんと連絡がとれないんだよ。
うちにつれてきてあげていい??と三女。
集団下校はいいけれど
結局はだれもいない家に戻るしかない子はたくさんいたはずです。
仲良しのこの子の家に駆けつけると案の定
ワンワン泣いていました。
ペットのフェレットをかかえて我が家へ。
そこに電話。「ママもパパも帰ってこれないの。keikoちゃんお迎えにきて」
三女と保育園が一緒の幼馴染。
私にとってもわが子同様の子。
最初の地震からすでに二時間くらい経っているのに
一人でマンションの部屋にいたのかと思うと胸がつぶれそうになりました。
かくして
我が家のリビングには母と次女と三女とその友が二人、私。そしてパグのREOくんとフェレットのいくらちゃん。
余震がきてもいっしょにいたら怖さが違うね。
長女からは無事に家に着いたとのメール。
けれど婿様は帰宅できずに一人でいると。
心細いよねえ・・・・
そしてオットーからメール。
電話は直後からほとんどつながらなくなりましたが
メールはつながるので本当に助かりました。
オットーは九段下の会社から歩いて帰路に着いているとのこと。
「もし災害なんかあったら川を4つも越えてこなきゃ家につかないんだよ???無理だよねえ 笑 」
・・・・・なんていっていたけど。
オットーは阪神大震災のとき
たまたま神戸の実家に帰省していて被災しました。
あのときも安否の確認がとれずに死ぬほど心配をしたけど
オットーから話もたくさん聞いたけど
わが身に降りかかって初めて
やっぱり人ごとだったなのかな・・・・って反省しました。
経験しないとわからない。といってしまうのは簡単だけど
想像力をいかに働かせて、その人の立場にたつことができるかどうか・・・
それが私には足りなかったように思います。
今回、何人ものお友達から心配のメールが届きました。
ほんとうにどうもありがとう。
すごくうれしかったです
まだまだ心配は続きます。
皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。