先日ヨガのレッスンで骨盤の開閉のことをお話していましたら…

『骨盤っていうのは、閉じてれば閉じてるほどいいんじゃないんですかっ!?

という質問がありました。


確かに、痩せるためには


開いた骨盤を閉じることは手っ取り早いエクササイズにもなりますし


開いているより閉じてるほうが・・・・と考えてしまうのも当然かも知れません。


そこで ニコニコ


改めて「閉まった」状態の骨盤について、お話しようと思ったわけです。

以前にもここで骨盤の開閉については記事にしたことがありましたが、

骨盤というのは季節によって、はたまたひと月の中で、それから1日の中でも開閉を繰り返しています。

ご存じのように1日の中では骨盤が閉じるときというのは朝。


朝に向かうにつれて骨盤は閉じていき


仙骨と尾骨が後ろに反りかえって寝ていられなくなって目が覚めるのです。


骨盤内のスペースは狭くなり


だから、夜のうちに広がっていた大腸や膀胱にたまった排泄物が


外に押し出されるのが自然です。


そんなことを考えると・・・・


開きっぱなしで、腸内に不要物をためこんでいる骨盤よりも


「閉まった」骨盤のほうがいいように感じてしまいますが


それは大きな間違いです!!


閉まった骨盤というのは知らず知らずに身体に緊張を強いているので


いらいらしたり怒りっぽくなったりします。


そうそう、実は頭蓋骨は骨盤と連動して開いたり閉じたりするんですよ 目


ですから当然、ずうっと骨盤が閉まった状態だと頭蓋骨も閉じて


いわゆる 「頭の固い状態」 になるんですね。


また、先ほど書いたように


横になると仙骨と尾骨が床に当たって力が入ってしまいますので


よく眠れない・・・といった状態にもなります。


ずうっとそんな状態では身体によくないのは明らか。


骨盤が閉まりすぎていると


食欲不振、さらに拒食症などを引き起こし


体調に悪影響を及ぼします。


骨盤を、閉めて閉めて閉めまくると


身体は緊張し 


ゆったりとした気持ちや


穏やかな気持ちを忘れてしまうくらい


戦闘的な気分になるのです。


おまけに骨盤周辺の血流が悪くなり全身の血行不良になるために


水分不足になり肌や髪の毛も荒れてきます。


がさがさして乾いた


うれしくない身体になっちゃうわけです ダウン


だからって、「んじゃあ!!開いていたほうがいいんだ!!」


ってことではないのはおわかりですね ??!!


開きっぱなしというのももちろんよくありません。



骨盤というのは開きすぎていても閉まりすぎていても ダメ!! なんです。


いうまでもなく左右の骨盤が均等で、動きもスムーズな骨盤が理想です。



何事もバランスが大切ですね。


しなやかに。


たおやかに。



今日も元気にレッスンに行ってきます 音譜


皆様もお元気で アップ