今晩は、三女と二人で東京の街にくりだしました
休日は家族で動くことの多い我が家。
二人だけのお出かけは珍しいのですが、
今日の企画は バレエの観劇。
半年前、「なんだかこの子(三女)はこういうのあんまり観せてない気がする~」
という私の発案にオットーはチケット代金を見て、
「ふええ!!高い!!そんな金があったら別のことしたい!!」
と自分だけ別のこと(実は乗馬クラブのコンペがあった)をしにいったのでした。
もう成人してしまった上の二人の娘には
ことあるごとにいろいろなところに連れて行ったけれど
三女は、
キャンプにスキーに山歩き。そんなアウトドアばっかりで・・・・。
やば。 なんか不公平じゃん・・(;^_^A
そこでレニングラード国立バレエ団が来日20回記念公演があると知り
チケットを押さえておいたのでした。
私の育った家庭はごくごく普通な庶民な感じですが、
父と母は、私たち姉妹にいつも「本物を見せたい」・・と
バレエや、ピアノリサイタル、オーケストラなどに本当に小さいうちからよく連れていってくれました。
覚えてるだけでも・・・
カラヤンや小澤征璽の指揮で奏でるオーケストラの演奏や
中村 紘子のショパンや
イムジチの四季や
子どもながらに圧倒された大きさのパイプオルガンの演奏とか
年の瀬の第九とか。
バレエや宝塚歌劇団の公演。
市民センターなどにそういった大物の演奏会なんかがあると必ずチケットを入手してくれたのでしょうね。
宝塚なんかは、
週末家族で銀座にお買い物に行って
あ、次の回、チケットまだ買えるから観ようか?
なんてこともよくあった気がします。
伝統や文化。
その伝承は本物を見せることが一番だ
というのは父と母の教育方針だったのでしょう。
それが普通、として育つことがどんなに贅沢なことだったのか
それが、私を磨く素敵な資産となっていることが身にしみる今日この頃です。
開場直後、会場のでっかさに興奮する三女 (笑)
しかも、生演奏というものを自分やお友達のピアノの発表会くらいしか知らない彼女。
舞台の下にあるオーケストラをみてまたまた大興奮。
私も久しぶりに第一ヴァイオリンで始まる音合わせや
観客の無理に咳をするあの開幕一分前の感じ。
思い出してきゅううんとしました。(なんだか好きです)
そして、レニングラード国立バレエ団、きょうの題目は
クリスマスのお約束
「くるみ割り人形」
三女は目を皿のようにして舞台を、ながめていました。
私は・・・というと、やっぱりバレリーナたちの
身体の軸の確かさ。
手足の美しい動かし方。
そんなことにくぎづけ
男性のダンサーの大腿四頭筋の発達の仕方はすごいなあとか。
引き上げの力がすごいとやっぱり首に力が入るのかなあとか。も。
でもたまに、わわっと画面が変わるのは・・・
一瞬落ちたらしい。
ゆうべ、オットーとその親友のナベと、それからワルオ。なぜか親父三人といっしょに飲み会参加。
ほとんどねてないもん。
ねむいはずです
娘がパンフレットを欲しがるので買ってあげたら
帰りの電車でもずうっと見ている。
これも、これも、観たいなあ。
ママ、今度はこれに行きたいねえ♪
白鳥の湖も、眠りの森の美女も、ジゼルも、
また観にこようね
そうそう、すごい偶然。
YUKA先生の公開レッスンではじめてお会いした方と
前後の席でごいっしょでした!!
なんだか、ご縁を感じますね
また、どこかでお会いできるかな?