私の所属する 国際総合ヨガ協会 は 日本国内では北海道から九州まで、海外でも台湾などにたくさんの支部を持ち多くの仲間たちが


ヨガを学んでいます。


現在、総会をかねた合宿が和歌山の高野山で行われています。


日本でのヨガの聖地のひとつとされる高野山で、


玄米菜食のお食事をいただき


般若心境の教えを学びながら


アサナや瞑想を行う。


生命に感謝し、自分を磨く大変貴重ないい機会だったのですが・・・


今回は、いろいろな事情がかさなり参加を断念しました。


参加を断念することで、


もちろん得られないものはたくさんあり、


残念なことではありますが、


これもまたなにか意味があるのだと考えました。


前回のブログ記事で「陰陽バランス」についてのお話をちょこっとしましたが


身体によいとされる食べ物でも


過剰に摂取したら 毒になることもあります。


たとえば、玄米は たんぱく質、脂肪、でんぷん、ビタミン各種、鉄分、カルシウム、マンガン、など生きるのに必要な栄養がほとんど含まれていて体から不要物をなくす効果もあります。が・・・


けれど、過食をすると、マグネシウムの影響で筋肉の緊張力が低下してコレステロール代謝が円滑に行われなくなるというデメリットがでてきます。


菜食主義も度をこすと、


やる気が出なくなったり、


むくみやすくなったり、


脂肪を燃やすエネルギーさえもなくなって病的な身体をつくっていくことになります。


食べ物にしろ、生活の行動にしろ、


偏りのないバランスのいい状態を作っていくことは


どこかで どこの加減がいいのか見極めていかなければなりませんが


往々にして、無理を押し通して我武者羅に突き進んでしまうと


偏りが増してしまうような気がします。


どこの加減が いい加減 なのか・・・・


そう、 いい加減 というのは決して悪いことではありません。


自分にとって、常にいい加減を探していく。


それには、コントロールをして力をセーブしなくてはならないときも


またもっとがんばらなくてはならないときもあるかもしれない。


間違いに気がついたらそこから正していけばいいだけのことです。


いい加減を探して、


気持ちよく生きてまいりましょうアップ