天使の羽・・・・・背中にあるはずの肩甲骨
両側の背中にしっかりと見ることができますか?
天使の羽のように、今にも羽ばたくかのように
実は、この肩甲骨、骨盤と同じくらいボディメイキングにはかかせない重要なポジションです。
「骨盤がゆがむことがある」というのは、とても知られるところになりましたが、
肩甲骨も然り・・・なんですよ。
左右高さがちがってしまったり、前後にずれてしまったりしていると・・・
それも、やはりすごくプロポーションに影響してきます。
うわあ、あの人若いなあ!!って思う人は必ず後姿が美しい。
そして、肩甲骨が服の上からでもわかります。
反対に、肩甲骨が背中のお肉に埋もれてしまっている方は・・・あれれ?
年よりふけて見えてしまうかも。
実は、この肩甲骨、骨盤とセットに動きます。
たとえば、歩く動作。
肩を落として、おなかに力をいれずに歩いていると・・・肩甲骨は開き背骨はC字型に曲がります。
それにつられ骨盤は後傾。ひざはいつも曲がった状態になり、いわゆる疲労姿勢になります。
バックはいつも同じ側の肩にかけていると・・・肩甲骨の片側だけが上に上がり、それに影響されて背骨も湾曲。
骨盤の左右の高さもずれてきます。
胸をはった兵隊さんのような歩きかた・・・姿勢よくあるいているつもりでも背骨は弓なりにそり肩甲骨は異常にせばまります。それによって骨盤は前傾。腰に負担のかかる姿勢になります。
肩甲骨を、自由に動かす。
それがとても大切です。
そしてもうひとつ肩甲骨には秘密があります。
皆様ご存知の脂肪細胞。
二つの種類があるのはご存知ですか?
一つは皆様が嫌いな「白色脂肪細胞」腹部や臀部にはびこるいらないやつですね・・・
もう一つはその「白色脂肪細胞」を食べてくれる「褐色脂肪細胞」
この「褐色脂肪細胞」は、幼少期には顕著にみられるらしいのですが、大人になると激減するといわれています。
どうしてかというと・・・この「褐色脂肪細胞」
肩甲骨周りにわずかにいるだけなのに・・・その肩甲骨を動かさないでいるうちに「白色脂肪細胞」にかくされてしまうのです
肩甲骨を動かさないでいるうちに肩甲骨は広がってそこに脂肪がはびこり前述した背中に埋もれてみえなくなっちゃう。
身体の中心を感じながら、肩甲骨から伸びている腕。肋骨からのびている足をイメージして動かしましょう!
ネジ締めEXでは、基本動作の「僧坊筋」「二の腕」などが肩甲骨を強く意識できます。
鏡で肩の高さはそろっているかどうか、首はすくんでいないか(肩甲骨が下垂しているか)をチェックしましょう。
一度アップした記事を誤って消してしまいました・・・・・・書き直したので微妙な違いがあることをお許しください。
とほほ・・・・