2026年2月7日〜5月24日までアーティゾン美術館で開催中の

 

「クロード・モネ -風景への問いかけ」展に行ってきた。

 

あれ?確か昨年か一昨年にも上野にモネ鑑賞しに行ったような・・・

 

そうだ! 2024年10月5日~2025年2月11日まで

 

東京・上野の国立西洋美術館で開催されていた

 

 特別展「モネ 睡蓮のとき」に行ったんだった😅

 

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あの時は〈睡蓮〉連作を中心に、モネ晩年の芸術を紹介していたものだった。

 

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パリのマルモッタン・モネ美術館の所蔵作品およそ50点に、

国立西洋美術館をはじめ日本各地に所蔵される作品を加えた、

計64点のモネの絵画を展覧しており、

日本においては過去最大の規模で、モネの〈睡蓮〉が一堂に会する機会とあって、

平日でも大行列だったらしい。

 

有名な絵画がくる絵画展は、当然、毎回大混雑なのは承知だが、

事前にチケットを買って、平日にくれば

ゆっくり鑑賞できると思ってきた人でも甘かったと言っていたくらいだったのに・・・

なんということか最終日の週末に行ってしまった笑い泣き 

 

上野の国立西洋美術館の前はものすごい人だかりで、事前チケットすら買わずに行ったら、

モネの展示室前に行けるまでになんと3時間近くかかってしまった😵

モネ人気、凄まじいキラキラ

 

人が多く、人をかきわけながら、人と人との間からモネの絵を見る。

 

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こんなふうにして鑑賞するのもなんだかな・・・と思いつつも

 

やはりモネの絵は素晴らしかった乙女のトキメキ

 

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光がとか、色合いがとか、構図がとか

 

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細かいことは何もわからない私だけれど

 

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やわらかくやさしいタッチや色彩に心奪われる♡

 

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展示の最初にはモネの生涯を記したパネルが展示されていて、

じっくり読もうとしても

とにかく人が多すぎて、内容がなかなか頭に入ってこないあせる

 

この時、展示されていた「睡蓮」の絵は、

晩年のモネが取り憑かれたように描き続けた

ジヴェルニーにある睡蓮の池の連作であった。

 

モネが「睡蓮」のモチーフとなった自宅の庭を作り始めたのが53歳のとき。

そして57歳から睡蓮の池の絵を描き始め

60歳で12点の睡蓮の池の絵の展示をしたという。

 

最初は庭全体を入れるような引きの構図だったのが、

63歳からは睡蓮の池の水面にクローズアップした構図になった。

 

それから86歳で亡くなるまで自宅の庭のモチーフを描き続けたモネ

 

53歳から庭を作り始める情熱に驚くのと同時に、

50代は一から何かを始めるのに決して遅くはないと勇気をもらえる。

 

さらに当時、モネは日本画に影響を受けており、池の橋は日本風の太鼓橋で、

庭に植える花もわざわざ日本から種を送ってもらうほどこだわり抜いていたらしい。

 

それを知ると、モネの睡蓮の絵が日本でとても人気があり、

モネの庭を模した庭園が日本各地にあるのも納得である。

 

そして、モネが白内障を患ってからの絵

 

70代にさしかかり、二人目の妻と息子を立て続けに喪い、

さらに白内障の悪化で視力が落ちてしまったモネだが

失意のなかでも庭の絵を描き続けた。

 

その頃の絵がなんとも荒々しく、色調も赤黒くなっていく。

 

言われなければモネの絵とはわからないであろう。

 

見ていると胸が苦しくなってくる。モネの執念と情熱を感じてなんだか涙が出てきた。

 

この時、美術館に付き合ってもらったのは、

普段、美術館はほとんどいく事がないという男性。

 

見た目はとってもいかつく『モアナと伝説の海』に登場するマウイそっくりなのだが

 

美術館を出ると、晩年のモネの絵をみて「俺泣けてきちゃって・・・」と言っていたびっくり

 

思い出しながらまた泣きそうになっている彼をみて、「そ、そんなに・・・!?」と思いつつ、見た目のいかつさとのギャップと、彼の感受性にほっこりした照れ

 

私や彼のように美術、芸術に詳しくなくても、あの頃のモネの絵は心を揺さぶり、目頭を熱くさせる凄さがあったな。