モネの絵は好きだけど
昨年のはじめに上野に行ったばかりだったから
「あら?またモネ?モネ多くね?」
なんて思っていたのだが
アーティゾン美術館のホームページを開くと
今回のモネ展のページが出てきて
クリックすると
これを見ずに、モネは語れない。
こんなの見ちゃったら
やっぱり行きたくなっちゃう![]()
というわけで
2026年2月7日からアーティゾン美術館で開催中の
モネ没後100年「クロード・モネ -風景への問いかけ」に行くことを決定![]()
今回は、モネ没後100年という節目の年に開催される記念展。
当初2020年、続いて2021年に予定されていたそうなのだが
コロナ禍の影響で「延期」。
それから6年。
ついに1926年に亡くなった印象派の巨匠、クロード・モネ(1840–1926)の没後100年を記念する2026年に
満を持しての「リベンジ開催」となり、モネを讃える国際的な祝祭の年の幕開けを飾ることとなったのだという。
今回の展覧会では、世界で最も重要で網羅的なモネ・コレクションをもつオルセー美術館から、
その半数以上の41点が来日。
国内の美術館や個人所蔵の名品など日本国内の貴重なコレクションも加わって、
合計約140点という大規模な構成。
それらの作品を通して、風景画家としてのモネの魅力に迫る贅沢すぎる機会![]()
モネは基本的にアトリエに籠もって絵を描くというより、
戸外へキャンバスを持ち出し、
日々変化する風景と向き合い、作品を生み出すスタイル。
モネが画家としてのキャリアを重ねた重要な場所
ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、 ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど
これらの土地ごとに章を分け、モネがそれぞれの場所で
どのように「風景」と向き合い、対話(問いかけ)をしてきたのかを辿る構成になっている。
モネの画業を重要な「場所」と「時代」からたどる大規模展覧会なのだ。
初期から晩年まで、バラエティに富んだ作品がお目見えとあって
とっても楽しみ![]()
めちゃくちゃ前置きが長くなったが![]()
向かったのは東京駅から歩いて5分ほど
洗礼されたビルの中にあるアーティゾン美術館。
アーティゾン美術館へ行くのは初めて。
新幹線に乗る時などは東京駅を使用するけどあまり駅の外に出る機会がない私は
この美術館の存在さえも知らなかった💦
調べたら2019年7月1日にブリヂストン美術館 から改称し
2020年1月18日にミュージアムタワー京橋内で新たにオープンしたらしい。
吹き抜けのエントランスロビーをはじめ、とてもスタイリッシュだと思っていたら
アーティゾン美術館の建築・デザインは国内外で数々の賞を受賞しているのだとか。
なるほど納得の美しさ![]()
当日券は売り切れ。
事前に彼がチケットを取ってくれたのですんなり入場。
上野の時は大変な思いをしたからありがたい![]()
通常、展示会では音声ガイドは有料だけど、
イヤホンがあれば入口にあったQRコードを読み取ると
自分のスマホから無料で絵画の説明が聴ける♡
私はイヤホンを持参していなかったけど
彼がイヤホンを貸してくれた♪
これから行く方で音声を聞きたい方はイヤホンを持参をおすすめ。
今回のモネ展、撮影可能な作品が多く
撮影不可の作品には、カメラにバツした表示があり、
ダメだと分かるようになっている。
モネ展は4階から6階まで展示されており、まずは6階からスタート。
日本初公開の作品や、私の備忘録として好きな作品をいくつか載せておきます。
一つ目は
修復後、世界初公開となる
『かささぎ』(1868–69年) 89.0×130.0cm オルセー美術館
モネ没後100周年に合わせて、オルセー美術館が収蔵作品をいくつか修復に出していたそうですが、
「かささぎ」はそのうちの1点で、今回の展覧会に間に合うように修復が完了したので、
なんと収蔵先のオルセー美術館よりも先に、アーティゾン美術館での公開になったんだとか![]()
今回の修復で、雪の真っ白な表情が蘇ったそうで
凛とした冬の雪景色が美しい![]()
二つ目は
『アルジャントゥイユのレガッタ』(1872年頃) 48.0×75.3cm オルセー美術館
アルジャントゥイユのセーヌ川で行われていた
ヨットレースの準備の最中の情景が描かれている作品。
水面に反映するヨットの帆や岸辺の小屋が美しく描かれており、明るく優しい色合いも好き![]()
クロード・モネ 『昼食』(1873年頃) 160.0×201.0cm オルセー美術館
871年末~78年1月まで、モネはパリ近郊のアルジャントゥイユというところに家族で暮らしており
その頃の、ある日の庭での一場面を描いた作品。
左下に描かれているのはモネの息子・ジャン。
ランチの後の何気ないけれど平和で幸福そうな食卓の情景が描かれている![]()
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1870年代のはじめは小さなサイズの絵を描くことの多かったそうですが
この絵は160.0cm×201.0cmの大作。見応えがあり、こちらは日本初公開なのだとか。
クロード・モネ「画家の肖像」トゥールコワン美術館(オルセー美術館からの委託)。
こちらは自画像。味のある雰囲気と色味が好き![]()
新年度ということもあり
発達障害と軽度の麻痺をもつ息子が
4月から通信制高校に入学したのだが
慣れないせいか体調が今一つらしく心配もあり
お弁当も始まり
なんだかんだと忙しく
ここのところ心も体も落ち着かない日々だった。
芸術、美術のことは正直まったく詳しくない。
だけど昔から美術館が好き。
2016年頃、元カレが息子と私をパリに連れて行ってくれた。
ルーブルやオルセーにも行ったが
まだ息子も幼く
バギーをひきながらの鑑賞だったから
ゆっくり見て回ることができなかったけど
あんな日々もあったのだと
懐かしく感じながら
今日も絵を鑑賞する。
わからなくても
心が和む贅沢な時間。
そして絵を見ていると
あわただしい日常をほんの一瞬忘れ
優雅な気分になれる。
今回の展示ポスターにもなっていた絵。
クロード・モネ 『戸外の人物習作―日傘を持つ右向きの女』(1886年)オルセー美術館
クロード・モネ 『ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光』(1904年)オルセー美術館
クロード・モネ 『黄昏、ヴェネツィア』(1908年頃)石橋財団アーティゾン美術館
クロード・モネ「パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝日」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「クロード・モネ」
ルノワールが描いたモネの肖像画
月並みの感想になってしまうが
今回のモネ展もとても良かった![]()
上野とはまた違う良さがあった。
しかしこれをみたところで
残念ながら
私がモネを語れるようになるには
まだまだ時間がかかりそうだ。










