【呼びかけ】もうやめよう!日米安保条約 6・19集会・官邸申し入れ行動へ
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<60年安保闘争から50年>
もうやめよう!日米安保条約
──米国・日本・沖縄の新しい関係をめざして
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●屋内集会
[DVD上映]「どうするアンポ」(PART1)
[講演]浅井基文さん(広島平和研究所所長)
「日米安保体制の問題点とめざすべき日米関係」
[報告]安次富浩さん(沖縄・ヘリ基地建設反対協議会)
「沖縄・辺野古の闘いと日米安保」
[海外ゲスト・グアム]ビクトリア・レオン=ゲレロさん(チャモロ・ネーション)
[基地反対の現場から]岩国、座間、神奈川、横田よりアピール
日時:2010年6月19日(土) 午後1時開場(1時15分開始)~午後5時
*60年安保条約自然成立から50年目の日
場所:社会文化会館(三宅坂ホール)[東京メトロ「永田町」3番出口]
(地図 http://www.syabunkaikan.org/Traffic.html
)
参加費:1000円(前売り800円)
●国会正門前アピール→首相官邸申入行動(上記の集会終了後の行動です)
午後5時 社会文化会館前集合
国会正門前を通って移動
国会正門前で「安保NO!」「怒」等のプラカードをあげてアピール
午後5時半 首相官邸前でアピール
午後6時 申入書提出
主催:2010安保連絡会
東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4階 市民のひろば気付
(FAX)03-5275-5989
今からちょうど50年前の1960年に、1951年に吉田茂全権大使ただ一人によって署名された日米安保条約の改定に際して、多くの人びとが国会議事堂を取り囲み、「安保反対!」の声をあげました。与党(自民党)は、衆議院で日米安保条約の改定案を強行採決しましたが、高まる抗議の声の中で、参議院で審議ができず、結局、6月19日の深夜、改定安保条約は自動承認というかたちで成立してしまったのです。
それから50年。日米安保は、国際情勢の変化の中で、平和よりも戦争に向かってその性格を変化させてきました。安保条約に隠された「密約」の存在もいくつも暴露されてきました。
日米安保条約はなくすことが出来ます。
安保条約それ自体に、「(一方が)終了させる意思を通告する」だけで、終了させることができると書かれています。
日米関係は変えられるのです。
日本を守らない! 世界中での戦争に日本を加担させる! 犯罪・事故・騒音等で基地周辺住民の命と生活を脅かす! 沖縄に基地を押しつける!
多額の税金(思いやり予算)を米軍に提供する! 憲法と民主主義を踏みにじる!
そんな軍事同盟(日米安保条約)ではない、新しい米国・日本・沖縄の関係へ踏み出す時です。
もうやめよう! 日米安保条約!──いっしょに声をあげましょう!
【講師紹介】
<浅井基文(あさい もとふみ)さん>
1941年生まれ。1963年東京大学法学部を中退し外務省入省。条約局国際協定課長、アジア局中国課長、駐英公使などを歴任。1988年東京大学教養学部教授に就任。1990年日本大学法学部教授。1992年明治学院大学国際学部教授を務める。2005年4月から広島市立大学広島平和研究所所長に就任。著書:『平和な世界に生きる(国際社会のルール1)』(旬報社)、『戦争する国しない国─戦後保守政治と平和憲法の危機』(青木書店)、『集団的自衛権と日本国憲法』(集英社新書)ほか多数。
<安次富浩(あしとみ ひろし)さん>
1946年生まれ。沖縄県職員となり沖縄県職労などの役員を歴任。82年一坪反戦地主会設立に参加。97年「ヘリポートいらない名護市民の会」設立に参加、98年「ヘリ基地建設反対協議会」共同代表となり、辺野古新基地建設反対闘争の最前線で闘う(ヘリ基地建設反対協議会は、辺野古・命を守る会とともに、2004年からテントでの座りこみを続けながら、陸上、海上で阻止行動を展開、ボーリング調査のための杭一本も打たせていない)。2009年「辺野古・違法アセス訴訟」原告団長。
【報告】イスラエル大使館前にガザ支援船襲撃・虐殺抗議行動
6月6日
東京・イスラエル大使館前にガザ支援船襲撃・虐殺抗議行動
緊急の呼びかけでしたが、日差しが照りつける中、約80人が参加しました。在日アラブ人を含む参加者の発言に加え、日本語、アラビア語、ヘブライ語による抗議のシュプレヒコール(後に貼り付け)、「シャローム」(パレスチナ&イスラエル民謡)の替え歌もありました。「衝突」や「暴力の連鎖」といった全く筋違いの表現による外務報道官声明(兒玉和夫報道官)を出したり、国連人権理事会の国際調査団派遣を求める決議に棄権するなど、イスラエルの暴力に毅然とした姿勢をとらない日本政府への批判も多く出されました。
驚くべきことにイスラエル大使館には、以前はあった郵便ポストが撤去されていました。要請書の投函さえ拒否する傲慢な姿勢は、イスラエルの「暴力を求めて孤立を辞さない」あり方を象徴しています。要請書(下に貼り付け)は仕方なく郵送で大使館あてに送られました。取材要請が遅れたとはいえ、マスメディアの取材がなかったのは残念でした。拙い報告ですが、多くの方に伝えていただけるとありがたいです。外相・外務省はじめ日本政府への働きかけも重要です。今後も個人で、地域で、グループでできることを取り組んでいきましょう。
[参照」
◆大木晴子のページ「明日も晴れ」(2010年6月7日)
<6・6イスラエル大使館行動…80人で声をあげてきました!>
http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=1485&forum=1
↑行動を伝える多くのカラフルな写真が掲載されています。
◆無惨極まる、日本政府・外務報道官の談話(パレスチナ情報センター)
http://palestine-heiwa.org/news/201006020206.htm
……………………………………[要請書]……………………………………
駐日イスラエル大使 ニシム・ベンシトリット 殿
ガザ支援船団襲撃と乗船者の殺害に抗議し、ガザ封鎖解除を求める要請書
本日私たちは、5月31日のガザ沖公海上で行なわれた、イスラエル軍によるガザ支援船団「ガザ自由船団」への襲撃と乗船者の殺害に抗議の意を表明するためにここに集まりました。
まずもって私たちは、3年にわたるイスラエルのガザ完全封鎖によって、ガザ住民がかつてない困窮状態と絶望のなかでの暮らしを強いられていることを訴えたいと思います。
環境状態の悪化、食料の不足や不衛生な水のため、ガザ住民、とりわけ子どもたちの健康は危機的な状態にあります。医療器具や医薬品が不足する一方、国外での治療の道は限りなく制限され、今年5月末の時点で、封鎖によって治療の道を断たれたために亡くなった人びとは372人に上っていると伝えられています。物資搬入のためのやむを得ない手段として掘られた地下トンネルの中でも、事故、さらにはイスラエルおよびエジプトの攻撃によって、これまでに52人が死亡しています。イスラエル軍がガザを滅茶苦茶に破壊しながら1400名以上を殺害した一昨年の攻撃の被害は、回復はおろか、物資搬入の甚だしい制限の結果、そのまま延々と長引かされているのです。
こうした悲惨極まりない状況を生みだしているのは、他でもなくあなた方の国イスラエルです。1967年以来パレスチナの占領を続け、87年のインティファーダ以降断続的にガザを封鎖した挙句、ハマースの統治開始を口実に完全封鎖という暴挙に至りました。イスラエルがハマース政府をどのように定義しようと、150万人もの住民全体を集団拷問にかけ続けるようなやり方が許されるはずがありません。
ガザに対して救援物資を送り届ける今回の「ガザ自由船団」の取り組みは、イスラエルの政策によって日々悪化するガザの状況に対し、少しでも物質的な支援を行ない、同時に国際社会からの連帯を示して住民を励まそうとする試みでした。公海上でヘリコプターから武装兵が降下して急襲し、少なくとも9名を殺害、数十名を負傷させたことに対し、イスラエル政府は「鉄の棒や刃物をもって待ち受けていた活動家に対する正当防衛」という、冗談のような説明を行なっています。
至近距離から頭部を狙ったとされる発砲や、イスラエルのアラブ人指導者であるラーイド師を殺害したとの誤報を国内向けに早々と流したことは、当初からの暗殺計画の存在さえ疑わせます。いずれにせよイスラエルの暴力的な政策が、国際法や国際社会からの非難といったものをまったく顧みない、見境のない段階に入っていることは明らかです。ミギロ国連副事務総長が述べたとおり、無益で容認し難いガザ封鎖への解除要請にイスラエルが応じていれば、ガザ支援船団の活動自体、そもそも必要のなかったことのはずです。
私たちは、イスラエルがこのようになりふり構わぬ政策を続け、国際社会からいっそう孤立することで、たがを外し、さらに見境のない暴力を行使してゆくことになるのを心から懸念します。イスラエルがこのような政策を取り続ける限り抵抗は止むことはなく、終わりはありません。それはすでにあなた方にも分かっていることのはずです。
まずは即刻・無条件にガザ封鎖を解いて下さい。東エルサレムでの入植地の建設を凍結し、パレスチナ人の土地収用と家屋破壊、国外追放を止めて下さい。そしてヨルダン川西岸地区全域にわたる分離壁を撤去して下さい。占領続行をあきらめ、中東地域の隣人と共存する道を、本気で模索して下さい。
私たちの声を本国イスラエル政府に伝えて下さるよう、ここに要請致します。
2010年6月6日
ガザ支援船団襲撃と乗船者の殺害に抗議し、ガザ封鎖解除を求める
6・6行動参加者一同
【転載】大地共有委員会(Ⅱ)アピール
大地共有委員会(Ⅱ)アピール
共有地裁判に勝利しよう!
カンパありがとうございます
裁判は現在のところ、原告(空港会社)、被告(反対同盟・一坪共有者)それぞれがお互いの主張を文章(準備書面)や証拠書類(書証)を提出し合っている段階です。
空港会社の今回の裁判の狙いは、「シンポ・円卓会議」の結論をうけて事業認定を取り下げたことにより、強制的な土地取り上げ(強制代執行)が不可能になったことを受け、その替わりに司法権力―裁判所を使って土地を強奪しようとするものです。
空港会社は地権者や地元住民の意志を全く顧みず、ひたすら利益の追及のために空港機能の拡大を図っています。空港会社は新たに共有地の点在する横堀地区(横風滑走路予定地)に誘導路とエプロンを作ろうとしています。こうした計画を遂行する上で支障となる共有地の解消は欠かせません。また、東峰地区の住民を追い出して平行滑走路を南側に延長して3500メートル級にするという計画とも不可分のものです? こうした策動を許さないためにも裁判闘争に勝利しなければなりません。
今後、各共有地裁判の併合、証人尋問、裁判所の現地調査などを追求していきます。 また傍聴などの呼びかけも行っていきますので、その際はよろしくお願いします。
〈裁判闘争資金カンパの御礼〉
引き続き協力をお願いします
カンパ目標300万円〈現在150万円です〉
裁判闘争資金カンパの呼びかけに対して、北海道から福岡まで全国から約80名の皆様から約150万円のカンパが振り込まれ、直接手渡し等で寄せられました。大変有り難うございました。
カンパを寄せられた方のメッセージ
・司法権力を使った「共有地強奪」を許さない新しい陣型を作りましょう。(京都府・ Aさん)
・一年間御苦労様でした。来年もみなさまご健康でご活躍ください。(宮城県・Bさん)
・裁判資金カンパです。共有者ではありませんが、支援します。(埼玉県・Cさん)
・私は成田の問題には深くかかわっておりませんが、国と空港会社のやり方は全くとんでもないことで、人をバカにしていて許し難いと思っています。(千葉県・Dさん)
・できることは限られていますが、ひとまずよろしくお願いいたします。(奈良県・Eさん)
三里塚芝山連合空港反対同盟大地共有委員会(Ⅱ)
連絡先:〒289─1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131─4
電話&FAX0479─78─0039
振替口座 00290─1─100426 大地共有委員会(Ⅱ)
大地共有委員会ブログ http://blog.livedoor.jp/kyouyutisanri/
大地共有委員会ニュースレター第4号 2010年5月25日
・大地共有委員会(Ⅱ)アピール 1P
・東峰団結小屋維持会アピール 2P
・4・11三里塚・東峰現地行動の集会発言から 吉川 守さん(一坪共有者、愛知県) 3P
・1.17 2010年反対同盟旗開き 柳川秀夫さん、加瀬勉さんの発言 4P
・4.11三里塚東峰現地行動報告 三里塚空港に反対する連絡会 7P
・成田プロジェクト:航空・連続セミナー報告 8P