人生色々ゲーム
「人生ゲーム」というボードゲームが
発売されて50年らしい。
大学生の時、いい年こいて、
この人生ゲームで遊んでいた。
破産寸前の宮城県北部出身のOが、
突然「娘を売る」と言い出した。
いくらになるのかよくわからないが、却下。
今度は、福岡県筑豊出身のTが
やはり破産寸前になり、
「息子を炭鉱に売る」と言い出した。
これも却下。
基本的人権の尊重?
職業選択の自由?
どんなもんでしょうかね?
人生なんて、画一的なものじゃないんだな。
所詮、こんなゲームなんて
華やかな都会人の成功物語だろう。
尼崎でくるくるパーマをかけている女子高生も、
足尾で消防団をしている青年も、
それぞれの人生があるのだ。
ゲームだったら楽なのにね。